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今すぐICTシステムを導入したほうがいい保育園・幼稚園の特徴!
目次
そもそもICTシステムとは、業務を自動化し、効率的に業務を進めることができる業務支援システムです。
最近では、保育業務を効率化させ、保育士の業務負担を軽減できると期待されているシステムでもあり、
保育園・幼稚園でもICTシステム導入を検討する園が増えている状況にあります。
その中でも、今すぐICTシステムを導入したほうがいい状態の園には、
などの問題や特徴があります。
なぜ、今すぐICTシステムを導入したほうがいいのか、該当する園の問題点や特徴などを具体的に見てきましょう。
職員の離職が多い園には、ICTシステムの導入が必要といえるでしょう。
離職が多い園の特徴として、
といった課題が挙げられるようです。
事務作業は、書類作成や保護者対応、保育料管理や請求管理など数多くありますが、
手書きや手作業などやり方によっては業務量が多く感じられ、残業が続いたり、
休みが取りづらいといった意見にもつながってしまうでしょう。
このような理由が続くと、職員の負担も大きくなり、離職につながるケースもあるようです。
もちろん、離職の多い園の特徴が「ICTシステムを導入していないから」という理由のみとは限りませんが、
ICTシステムを導入することができれば、離職の原因を防いだり、保育士の業務負担の軽減につながるかもしれません。
職員の離職を削減するためにも、ICTシステムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
職員同士の連携・情報共有がうまくできていない園には、ICTシステムの導入が必要であるといえるでしょう。
保育現場において、職員同士の情報共有はとても重要になります。
職員同士の情報共有がうまくできていないと、業務分担に偏りがうまれたり、
職員間でスムーズに連携ができないなどの問題にもつながってしまうでしょう。
たとえば、一つの業務に対して、一人の職員しか業務の状況や方法を知らなかった場合、
該当する職員が急に休んだときに、連携がうまく取れず作業が滞ってしまうこともあるかもしれません。
また、その職員ならではの独自のやり方で行っていた場合に、他の職員が作業を行ったときにミスが生じてしまう場合も考えられます。
しかし、ICTシステムがあれば、独自のやり方などはなく、システム上で情報を確認することができるため、
全職員が同じやり方で情報を共有でき、スムーズな連携を取ることができるでしょう。
職員の作業ミスや確認漏れが多い園は、ICTシステムを導入したほうがいい園といえるでしょう。
作業ミスが頻発すると修正に時間がかかったり、データの確認漏れが多いと
ダブルチェックなどの確認作業に手間がかかってしまうでしょう。
そうなると、データを素早く・正確に管理することが難しくなってしまいます。
しかしICTシステムを導入することができれば、システム上でデータを一元管理することができるので、
正確性もあり、素早くデータを反映することが可能になります。
たとえば、園児の登降園打刻時間のデータをもとに、保育料の計算を自動で行うことができたり、
職員の出退勤データや園児の登降園予定のデータを紐付けることができれば、
そのデータをもとに適切な職員配置でシフトを作成することができる場合もあるでしょう。
システムごとに備わっている機能は異なるものの、作業ミスや確認漏れを削減したいと考える場合は、
保育園や幼稚園にICTシステムの導入を検討する必要性があるといえそうですね。
保育士の仕事には、数多くの事務作業があるものの、保育・子どもに向き合う時間をきちんと確保することも大切になります。
しかし、事務作業にかける時間が多かったり、業務量が膨大だと、保育・子どもに向き合う時間が少なくなってしまう場合もあるでしょう。
ICTシステムを導入することができれば、事務作業を自動化でき、作業にかける時間を大幅に短縮することが可能になります。
また、業務量を削減することができるため、保育や子どもに余裕をもって時間を費やすことができるでしょう。
さらに、ICTシステムでは、保育に関する情報もパソコン上で正確かつ適切にデータを管理することができるため、
保育の質を担保することもできそうです。
これまで以上に保育・子どもに向き合う時間を増やしたいと考えている園に、ICTシステムの導入は適切であるといえるでしょう。
保育業務の従来のやり方として、手書きや手作業など、アナログな方法で作業している園も多いでしょう。
手作業は、誰もが業務に取り掛かりやすいというメリットや、手書きで行う場合は、
手書きならではの職員の気持ちやあたたかみが文字から伝わってくるなど、アナログな方法にもさまざまな良さがあり、
ICT化に抵抗を感じ、消極的になってしまう場合もありますよね。
ICT化に対する抵抗感をもっている園は、まずICT化におけるメリットをきちんと理解することからはじめましょう。
導入前後で保育業務がどのように変わったのかなどの事例を挙げたり、作業にかかった時間など、
数字に表して確認したりすると効果を実感することができるかもしれません。
また、ICTシステムにもさまざまな種類があるため、システムの選び方一つでパソコン管理の抵抗感が少なくなったり、
安心して使うことができる場合もあります。
自分の園にあったICTシステムを選び、導入することが保育業務を効率的に進める第一歩となりそうですね。
そもそもICTシステムの導入を検討していない園の場合、ICT化に関する知識がないなどといった特徴があるでしょう。
ICTシステムの導入を検討せず、従来のやり方をずっと続けていると、
などの問題につながる可能性も考えられます。
ICTシステムを検討していない園でも、
まずはICTシステムとはなにか、どのようなメリットがあるのかを知ることからはじめましょう。
そこから、どのような機能があるのか、自分たちの課題にあてはまるシステムはどれか整理し、
導入を検討する方向へつなげていくといいでしょう。
「業務量が多い」「事務作業に時間がかかる」「子どもと向き合う時間を増やしたい」など、
園によって抱える課題はさまざまなかと思いますが、ICTシステムを導入することができれば、
保育業務が効率化され、現状の課題の解消につながるかもしれません。
また、ICTシステムを導入することで、保育士の業務負担を減らすことができるので、
時間や気持ちにゆとりを持って保育業務を行うことができるようになるでしょう。
自分の園の現状を見直し、自分の園にあったICTシステムの導入を検討してみてください。
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