コラム

保育園や幼稚園で作成する児童台帳ってどんなもの？

保育園や幼稚園で作成する児童台帳は別名「児童票」と呼ばれ、子どもの在籍記録や成長過程、保育経過などをまとめたものです。保育活動を行ううえで重要な書類のひとつとなります。

また、保護者の方が自治体に届け出を行う「保育所入所申請書」についても保育児童台帳と呼ばれる場合もありますが、保育園や幼稚園で作成する書類とは異なります。

児童台帳には子どもたちの健やかな育ちを支えるうえで必要な情報を記載する必要があります。

保存方法については紙でファイリングする園もあれば、パソコンやタブレットで管理する園もあるようです。

大切な個人情報を記載するため、流出や漏洩防止に向けて適切に管理することが大切ですね。

まずは児童台帳の内容について詳しく見ていきましょう。

保育園や幼稚園の児童台帳の項目

児童台帳の項目は主に園児の「基本情報」「育ちに関する情報」の2つあります。

園児の基本情報

児童台帳で管理する園児の基本情報は以下の通りです。

この他に備考欄なども設け、園児に関する留意事項などもメモしておくとよいですね。

園児の育ちに関する情報

児童台帳で管理する園児の育ちに関する情報は以下の通りです。

園児の育ちに関する情報は細かく記録して管理するとよいですね。保護者の方に向けた連絡帳を記入する際も役立ちそうです。

保育園や幼稚園で児童台帳に情報を記録する際の注意点

正確な内容を記入する

児童台帳は園児のさまざまな情報を記録するものです。作成時は誤字や脱字がないように注意しましょう。

また、ケガや事故などが起こった場合の緊急時は保護者の方に連絡を取ることも考えられます。特に「電話番号」については不備がないように確認することが大切です。

保育メモは具体的に

保育メモを記入する際は読み返したときに理解できるよう、具体的に記入するとよいですね。

保護者の方から「家庭で左膝のケガをした」「病院でアレルギー検査中」など園児の健康状況に関する情報を聞く場合もあるでしょう。

職員同士で情報共有を行い、留意点なども確認し合うことが大切になります。共有漏れがないように注意しましょう。

また、保育園や幼稚園での児童台帳の取り扱いにおいてICTシステムを活用する園も多いようです。

ICTシステムとはパソコンやタブレットを活用して児童台帳を管理できる電子システムです。児童台帳以外にも職員の勤務状況やシフト調整なども一括管理可能で、業務の効率化に有効な機能が備わっています。

最後に保育園や幼稚園でICTシステムを導入することでどのようなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

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2022.03.11

児童票の保育経過記録の書き方とは？年齢別4つの例文やNG表現も

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保育園や幼稚園の児童台帳の作成にICTシステムを活用

2024年IT導入補助金　7次追加公募受付開始

7次締切分：2024年10月8日 (火) → 交付決定日：2024年11月22日(金) 予定

追加公募対象枠：通常枠、インボイス枠（インボイス対応類型）、インボイス枠（電子取引類型）、セキュリティ対策推進枠、複数社連携IT導入枠

※確定している募集回のスケジュールになります。以降のスケジュールは随時更新いたします。
※一般的に公募が遅くなるにつれて、通過（採択）率が下がるとされているため、お早めの申請をおすすめしております。
※手続きに時間がかかるため、締切は弊社ヘルプデスクの受付締切日を記載しております。

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情報の入力・修正が簡単に

児童台帳には園児のあらゆる情報を記入しますが、引っ越しで電話番号が変わったり保護者の会社が移転したりすると内容の変更を行うことも多いでしょう。

紙で管理していると修正液を使って書き直すなど手間がかかってしまうことが考えられます。

ICTシステムを活用するとパソコンやタブレットで情報の変更を行うため、入力・修正業務が簡単になりそうです。

情報管理の一括化が可能・保存も省スペース

保育所の中には学年やクラス別に児童台帳を管理したい場合もあるのではないでしょうか。ICTシステムにはクラス別に管理できる機能が備わったものもあります。

システム上で情報を整理しやすいため、業務が効率的に進みそうですね。

また、紙でファイリングする場合は保存スペースを確保しなければなりませんが、ICTシステムを活用すれば、パソコンやタブレットでの管理となるので、保管スペースの削減効果も期待できるでしょう。

職員間の情報共有しやすい

職員間で子どもたちの様子を共有する際は紙にメモを残して渡し合う場合が多いかもしれません。

その場合、渡し忘れたりメモを紛失したりしてしまう可能性があるでしょう。

ICTシステムには保育メモ機能が備わっているため、文章を入力すれば画面上で情報の共有ができるというメリットがあります。

検温や午睡時間、排便回数なども共有できるので確認しやすいでしょう。

保護者の方からの問い合わせがあった際もすぐ対応できるという安心感が生まれそうですね。

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2022.09.08

保育園・幼稚園の保育料管理をICTでスピーディーに！給食費・延長保育料金などの計…

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保育園・幼稚園等の保育料徴収の仕組み2019年10月からスタートした保育・幼児無償化によって子育て世帯の支援が行われ、子どもを育てやすい環境づくりに向けた取り組みが進められています。未就学の子どもたちを預かる保育施設には保育園や幼稚園、認定こども園などさまざまな種類があり、各施設・事業者によって保育料の徴収方法が異なります。＜施設・事業別保育料徴収方法＞【認定こども園・幼稚園・地域型保育事業の場合】利用者は施設・事業者と契約をして保育料を施設・事業者が徴収します。【私立保育園の場合】利用者は市町村…

保育園や幼稚園の児童台帳作成に保育士バンク！コネクト

保育園や幼稚園での児童台帳は子どもや保護者の方の重要な情報を記入・保存するものです。

ICTシステムを導入する園も増えていますが、中にはいままで紙で管理していたため、なかなか従来の形式を変えられないという園もあるかもしれません。

また、パソコンやタブレットの入力作業が苦手な職員が多く、効率的に活用できるかわからないというケースもありそうです。

保育士バンク！ではシンプルで便利な機能を搭載したICTシステムの導入をお手伝いさせていただきます。「わかりやすい画面」「簡単な操作」などを重視して設計したシステムのため、パソコンなどの操作が苦手な方も安心してお使いいただけます。

導入後の活用についても園の実情に合わせてフォローいたしますので、お気軽にご相談ください。