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保育士の大変なこと10選!保育士の仕事の大変はICTシステムで簡単に!
目次
保育士の仕事は、子どもの成長に携われることができる素敵な職業の一方で、保育活動や人間関係などで大変なことも多いようです。
仕事にやりがいを感じつつも、子どもを預かる責任や仕事の多さに辛い経験をされている方もいるのではないでしょうか。
保育士の仕事で大変なこととは、
などが挙げられます。
保育士の仕事を通じて具体的にどのようなことで大変さを感じるのかを、見ていきましょう。
保育士の主な仕事は、子どもとの遊びだけでなく、食事や排泄、衣服の援助など健全な育成をサポートする役割を担います。
0歳~6歳までの子どもの成長を見守るため、年齢に合わせた援助が必要になるため、子どもの関わり方について迷うこともあるようです。
また、保育施設の多くが担任制であり、クラス運営をするうえで、上手くいかないこともあるかもしれません。
集団活動において、子どもがなかなか座って話を聞いてくれない場合や積極的に製作、ゲームなどに参加したがらない場合などもあり、「どのような関りをすることで、子どもが集団になじめるのか」と悩む保育士さんもいるでしょう。
保育士としての経験を積むことで徐々に子どもとの接し方を学んでいきますが、経験が浅いほど、「子どもへの声かけの正解がわからない」と戸惑うことも多いのかもしれません。
ただ、子どもとの関わり方で悩む一方で、子どもの可愛い笑顔や仕草に癒され、助けられているという保育士さんもいるようです。
子どもとともに成長していくという想いをもちながら、保育士としてのやりがいを感じつつ、経験を積んでいけるとよいですね。
どの職場でも人間関係で悩むという方は多いものです。
保育士においても、厚生労働省「保育士さんの現状と主な取組」の資料を見てみると、「過去に保育士として就業した者が退職した理由」として、「人間関係」と考えている方が最も多い結果となっています。
保育施設の中には、少人数で保育活動を行っている場合もあり、2人の保育士さん同士が関係が上手くいかないだけで、職場の雰囲気も悪くなってしまったいうこともあるようです。
また、子どもには「友達と仲良くしましょう」、「仲間と協力していきましょう」という保育を行いながら、実際に周囲の保育士の連携がとれていないことのギャップから、悩みを感じることもあるかもしれません。
まずは良質な人間関係を作り上げるために、積極的にコミュ二ケーションをとり、相手の話をよく聞き、認め合うことが大切でしょう。
職場のチームワークを育むためにも互いのいいところに目を向け、挨拶や感謝の気持ちを素直に表現することから始めるなどして、職員間の信頼関係を築き上げることができるとよいですね。
保育士として、大切な仕事の一つとして「保護者との連携」が挙げられます。
保育園の送迎時や子どもが体調を崩した時の連絡、個人懇談や参観日などさまざまな場面で保護者と関わることが多いものです。
保護者の中には子どもを心配するあまり、「保育活動のときの子どもの様子を逐一連絡帳に記入してほしい」、「友達同士でケンカになったときは、必ず報告してほしい」などさまざまな要望を保育士に求めてくる場合もあるようです。
ときには保護者とのトラブルが生じ、「保育士の対応が気にくわないので、子どものクラスを変えて欲しい」など、クレームに発展するケースもあります。
このような保護者への対応が辛くなり、保育士を辞めてしまうケースもあるようです。
しかし、トラブルとなる保護者がいる一方で、「先生に子どもを見てもらえて、安心して仕事ができる」、「子どもが先生のことを、いつも嬉しそうに話している」など、保育士に対して感謝の気持ちを伝える保護者の少なくありません。
保護者とのトラブルが生じた場合は一人で抱え込むのではなく、周囲の保育士や園長に相談しながら解決策を考えらるとよいですね。
保育士の仕事は、子どもの命を預かるという責任のある仕事です。
保育活動以外にも行事の計画、運営、園児管理や保護者対応、園内掃除など多種多様な業務があり、その仕事の多さに対して、給与が見合わないと考える方も多いのではないでしょうか。
保育士の中には手取りで12万~13万と給与が低く、生活が成り立たないために、職種を離れてしまう方もいるようです。
しかし、国としても保育士の待遇改善に目を向けており、全体の保育士の給与を2019年度よりも約1%(月額3000円程度)改善することや、技能、経験に応じて、5000円から40000万円の給与改善なども実施しています。
「保育士の給与は安い」という世間のイメージを払拭できるように、各保育施設でも職員の待遇改善に向けての取り組みが求められているでしょう。
保育士は子どもの保育活動を終えた後は、次の日の準備をして会議に参加して帰宅する・・・というわけではありません。
保育以外にも、園内清掃、指導案の作成、園児管理や次回の製作、ゲーム活動の準備などさまざまな仕事があり、労働時間が長く、サービス残業が多いことも考えられます。
例えば、誕生会がある場合に「20個の誕生日メダル作りを徹夜で作成した」、壁面製作について「1カ月ごとにクラスの飾り付けが必要だったため、月末に自宅で製作した」などの意見があり、持ち帰る仕事も多い職種かもしれません。
しかし、労働時間が長いと感じながらも「子どもが喜んでくれると思えば、持ち帰りの仕事も頑張れる」という保育士さんも少なくありません。
ただ、園児管理や事務作業などで負担がかかっている場合もあるため、ICTシステムの導入など、業務を効率的にこなせるように、環境の改善が求められているでしょう。
保育施設は、労働形態は「年中無休」や「平日のみ預かり」など違いがあるでしょう。
働いている保育施設が人材不足の場合は、なかなか休みが取りにくかったり、プライベートの時間が確保できない場合も考えられます。
また、保育施設は担任制が多く、人材不足のために一人休んでしまった場合に補助職員が確保できずに、穴埋めする方がいないというケースもあるかもしれません。
しかし、休日がとれないという保育士さんがいる一方で、保育施設の中には子どもの夏休み期間に長期の休みを得ることができたり、シフト制を導入し、休日を取りやすいように工夫したりと、働きやすい環境となるように取り組みを行っている施設もあるようです。
シフト管理などを手作業で行っている園もあるため、ICTシステムを導入することにより、一括して職員の管理をすると、休日や有休の調整がしやすいかもしれません。
保育施設には、事務員を雇用している施設もあれば、保育士が事務作業をこなしている場合もあるようです。
毎月の保育料については保護者の口座から自動で引き落としとなるケースもありますが、園児の延長保育料やおむつ、遠足、お楽しみ会等の行事費などの計算、園児の個人情報の管理など、さまざまな事務作業が考えられます。
このような作業の多さから、保育士の仕事が大変だと感じる方もいるようです。
また、パソコンやタブレットなどを使用せずに手作業で事務をこなしていることも考えられるので、効率的に作業を行うためにも、ICTシステムの導入や事務員の雇用を考える必要があるかもしれません。
一般的な企業では、お昼や仕事の合間に休憩時間がありますが、保育士は子どもの昼ご飯の援助や子どもから目を離せないこともあり、なかなか休憩をとる時間がない職業だといわれています。
仕事中にホッとする時間がないために、集中力が続かなかったり、疲れが顔に出てしまったりと不安に感じる保育士さんもいるかもしれません。
保育士さんの中には、子どものバスの送迎を終えた後に、園に帰るまでのバスで休憩したり、園内清掃をゆとりをもって行い、身体を休める時間にしたりと一日の仕事の中で、休憩を意識してとっている方もいるようです。
経営者の方の中には「保育士は休憩時間がないのが当たり前」と考えている場合もあるかもしれませんが、保育士が体調を崩さないためにも、休憩時間の確保に向けての取り組みが必要となるでしょう。
新人の頃は日々の保育活動に追われ、園の保育方針に沿って一生懸命仕事をこなしている保育士さんも多いかもしれません。
経験を積むにつれて「外遊びが多く、もっとのびのびと子どもを保育する環境で仕事がしたい」、「英語やパソコン、音楽活動などさまざまなカリキュラムが組まれているところで働きたい」など、自分の保育観が徐々に確立される方もいるでしょう。
ときには園の保育方針に納得にいかずに、園長や副園長とぶつかる場合もあるかもしれません。
保育施設といえば、保育園や幼稚園を思い浮かべる方も多いですが、近年では企業型保育や院内保育、認定こども園など施設も多様化しているため、自分の保育観に合った保育施設を探し、転職を希望する方もいるようです。
保育士は事務作業や製作活動が多い一方で、子どもを抱っこしたり、園内の清掃を行ったりと体力のいる仕事でもあります。
保育活動中に走り回っている子を追いかけたり、泣いている子をあやしたりとハードな業務が続くあまり、身体を壊してしまう保育士もいるようです。
体力に自信があるうちはよいのですが、年齢を重ねるごとに体力が続かずに、満足のいく保育活動ができないと悩む方もいるかもしれません。
定期的なストレッチや整体に足を運び、身体をメンテナンスする時間を作るなどして、自分の体を大切にすることで、持続的に保育士として働けるような取り組みを考えていきましょう。
保育士の仕事の大変さは「子どもとの関わり方」、「職員や保護者との人間関係」などが挙げられますが、その他の主な要因として「業務量の多さ」が考えられます。
保育士の仕事を軽減するためには、職場の環境改善が必要となるでしょう。
近年、保育士の環境を整備するために注目されているのが、「ICTシステム」の導入です。
ICTシステムとは、PCやタブレットで園児管理や文書作成、保護者との情報共有などを行うさまざまな機能がある電子システムです。
保育施設にICTシステムを導入することにより、どのように保育士の大変さをカバーできるのかをみていきましょう。
保育士の保育活動以外の作業としては、連絡帳の記入、指導案といった文書作成や壁面製作など手作業で行うものが多いものです。
手作業をより効率的に行うかが業務量の軽減につながるのではないでしょうか。
厚生労働省の「令和元年度 保育士の業務の負担軽減に関する調査研究」の資料によると、実際にICTシステムを活用についてアンケートを実施したところ、
「書類作成」に要する時間の割合において、ICT を活用している施設の保育士は書類作成に 19.6%かかり、ICT を活用していない施設の保育士は、書類作成に 24.1%の時間がかかっているという結果となりました。
このことから、ICTシステムの導入をした施設の方が、保育士の負担が軽減されることがわかりました。
また、ICTシステムで効率的に業務を行うことで、時間がかかっていた事務作業の部分を保育活動や保育の振り返りの時間に充てることができ、保育の質が向上に繋がるといえるでしょう。
保育の人材が不足している中、保育士一人ひとりの業務量が多く、保護者との連携について負担に感じる方もいるかもしれません。
電話で子どもの様子を伝える際も、つい話が長くなってしまい、その他の業務が捗らないということもあるようです。
ICTシステムの導入すると、パソコンやタブレット、携帯電話を通してすぐに子どもの様子を伝えることができるため、連絡がとりやすくなります。
伝達が口頭ではないため、保護者も場所や時間を選ばずに子どもの様子を確認することが可能となり、メモを取る必要がなく、簡単に連絡事項を見直すこともできるでしょう。
また、災害などの緊急時に、すぐに園の状況などを一斉送信することも可能なため、保護者も安心して子どもを預けられるでしょう。
このように保護者との連携がスムーズにいくことで、保育士自身の大変さの軽減にも役立つかもしれません。
出典:令和元年度 保育士の業務の負担軽減に関する調査研究/厚生労働省
保育士の仕事の大変な部分について解説しましたが、主な要因である「業務量の多さ」については、ICTシステムの導入によってカバーすることが可能となります。
厚生労働省においてもICTシステムによって保育士の業務負担の軽減を目指しており、自治体からの補助金制度も確立しているため、導入の検討をしてみてはどうでしょうか。
ICTシステムの導入により、園児管理、保護者への連絡、利用料の計算などさまざまな事務作業が簡略化できることでしょう。
保育に特化したICTシステムであるキズナコネクトは、保育業界や保育の現場の「タイヘン」を「カンタン」にすることがコンセプトに生まれたシステムです。
業務の効率化や保育の質の向上に向けて、保育士がより働きやすい環境の改善にキズナコネクトの導入をご検討をお願い致します。
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