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保育施設で画像認識技術を活用できる?防犯対策・午睡チェック・写真の選別など

保育施設で画像認識技術を活用できる?防犯対策・午睡チェック・写真の選別など MVelishchuk/Shutterstock.com
保育施設でICTシステムの導入が進められる中、画像認識技術を活用する園もあるでしょう。防犯対策や午睡チェック、写真の選別などさまざまな場面で利用することができそうです。画像認識の概要や保育施設での活用方法を詳しく紹介します。近年、保育業界でICTシステムの導入が注目されている背景についてもまとめました。

目次

    画像認識とは

    画像認識とは、画像に何が写っているのか、「人や物などを識別する技術」です。コンピュータに膨大な画像データを取り込み、それぞれの特徴を把握させると認識能力を高めることができます。

    画像認識技術は、携帯電話での顔認証や二次元バーコードによる商品の情報取得など、日常生活のさまざまな場面で利用されています。

    多くの企業や医療・介護現場などで取り入れられていますが、保育施設においても子どもの見守り、防犯対策に活用している園があるようです。また、画像認識の技術を積極的に導入すれば、保育士の業務負担軽減・効率化にも役立つかもしれません。

    まずは、保育現場のどのような場面で画像認識の技術が活用できるのか、詳しく見ていきましょう。

    保育施設での画像認識技術の活用方法

    防犯対策

    保育施設では、子どもの安全な園生活を守るために避難訓練や不審者訓練など、さまざまな訓練が行われていることでしょう。常に玄関を施錠し、不審者の侵入防止に努めている園も多いかもしれません。

    画像認識を活用すれば、セキュリティカメラで事前に登録された保育関係者と外部者の識別して施錠することが可能となります。関係者以外が園の周辺で不審な動きをした場合も通知されるため、防犯対策として取り入れることができるでしょう。

    また、保護者の方の入退室の際に、画像認識技術を活かした顔認証システムを導入している園もあるようです。

    保護者の方が入退室する際に認証を行えば、電子錠が自動的に解除されるものです。

    登園時は子どもの検温や保護者の方との連絡事項の共有など保育士にとって忙しい時間帯でしょう。顔認証システムを活用することで、不審者の侵入を防ぐだけでなく、保育士のインターフォン越しの本人確認が不要で子どもの受け渡しもスムーズになりそうです。

    午睡チェック

    保育園では午後13時〜14時前後に午睡の時間帯を設けている園が多いものです。特に乳児クラスは、うつぶせ寝による事故も報告されていることから、子どもたちの安全管理を徹底するうえで、保育士がしっかり見守る必要があります。

    しかし、人手不足の園では、安全性を保つ体制を整えながらも、充分な人材を確保することが難しいケースもあるでしょう。

    そこで活用できるのが画像認識技術を搭載した見守りシステムです。保育室にモニターを設置して画像認証を行うことで、子どもたちの寝姿の危険性を感知し、保育士に向けた通知機能が備わっているようです。

    午睡の時間帯に交代で連絡帳や保育記録を記入する保育士さんもいるため、このようなシステムがあれば安心して仕事に取り組むことができそうですね。

    写真の選別・アルバム作成

    保育士の仕事には、保育業務以外にも行事の企画運営や感染症対策などさまざまな業務があります。

    指導案作成や子どもたちの写真選定なども行い、保護者に向けて掲示することもあるでしょう。保育士がアルバム作成を行う場合もあり、時間がかかる作業のひとつになります。

    その際に画像認識技術を利用すれば、データをもとに子どもたちの写真の選別をコンピュータに任せることができるようです。その写真をネットワーク上で公開すれば、保護者の方がスムーズに購入することもできそうですね。

    このように保育施設で画像認識技術を取り入れることができれば、子どもたちの安全性の確保や業務の効率化に役立つでしょう。

    また、画像認識の他、パソコンやタブレットを利用した子どもの個人情報管理や保育士の労務管理などのICT化が進められています。

    こういった電子機器を活用したシステムのことを「ICTシステム」と呼びますが、なぜ今、保育施設でのICT化が注目されているのか、その背景について紹介します。

    保育施設でのICTシステムの導入が注目される背景

    保育士の業務負担軽減

    日本では保育士不足が大きな課題となっており、子どもを見守る担い手が少ないことが問題視されています。その一つの原因として、保育士の過度な業務負担が挙げられます。

    子どもたちの生活全般のサポートの他、指導案や保育記録など手書きで作成する書類も多く、不満を感じている方も少なくありません。

    そこで、ICTシステムを活用すれば、パソコンやタブレットで入力することができるでしょう。手作業で行っていたものを修正・上書きすることが可能となるため、業務負担の軽減につながることが期待されています。

    厚生労働省の「2019年保育士の業務の負担軽減に関する調査研究 事業報告書」においてもICTによる業務負担の軽減効果が報告されており、国も補助金制度を策定し、ICTシステムの導入支援に取り組んでいます。

    コミュニケーションの簡略化・向上

    共働き世帯が増加する中で、仕事が忙しく、保育士とコミュニケーションをとる時間がなかなか持てないという保護者の方も多いようです。

    ICT化が進めば、連絡帳のやり取りや子どもの写真共有などを携帯電話やタブレットなどで行うことができるでしょう。子どもの出欠連絡もシステム上で知らせることができ、その情報を保育士同士で共有することも可能です。

    このようにICTシステムの活用は、保護者の方とのコミュニケーションの簡略化や職員同士の連携の強化などにも役立ちそうです。

    労務管理の効率化

    保育施設では正社員、契約社員、パートなど多様な雇用形態を取り入れている園も多いでしょう。また、子どもの人数にあわせた職員配置を行うため、シフト作成に時間がかかるケースもあるようです。

    あわせて保育士一人ひとりの有休・休日管理なども必要になるため、労務管理が大変なケースも少なくありません。

    ICTシステムを導入すれば、システム上で労務関係の情報を一元化することができ、業務の効率化に役立つと言われています。保育士自らシフト調整を行っている施設もあるため、業務が簡略化されたことで子どもと向き合う時間が増える方もいるでしょう。

    このようにICTシステムによって、保育施設の業務負担の軽減や労務管理の効率化に注目が集まっています。さらに画像認識技術が備わったシステムを活用すれば、保育士の働きやすい環境を作り上げるだけでなく、施設の防犯対策としても役立てることができるでしょう。

    出典:2019年保育士の業務の負担軽減に関する調査研究 事業報告書/厚生労働省

    保育施設で活用できる画像認識技術やICTシステムの導入を考えよう

    これから園の業務支援に画像認識技術を導入する保育施設が増えるかもしれません。

    ICTシステムの活用を視野に入れ、労務管理やシフト調整などあらゆる業務の効率化に目を向けていきましょう。

    また、「今までの業務手順を変えたくない」「どのようにICTシステムを取り入れるか悩んでいる」などICT化に興味はあるものの、導入方法に迷う保育施設もあるかもしれません。

    キズナコネクトでは、ICTシステムの導入に関するご相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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