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登園や降園のルールとは?保護者側と保育士側の注意するポイント
目次
登園とは、保育園や幼稚園に行くことを意味します。
基本的に保育園の場合は、保護者が子どもを保育園まで送り届けることが多いでしょう。
幼稚園の場合は、通園バスの費用を払う「バス通園」、親が子どもを園まで送り届ける「徒歩通園」があるようです。
自宅から園までの距離がある場合は、園が所有するバスを利用して通園するケースが多いかもしれません。
降園とは、保育園や幼稚園を出て自宅に帰ることを意味します。
基本的に保育園の場合は、保護者が子どもを保育園まで迎えに行き、いっしょに自宅まで帰ることが多いでしょう。
幼稚園の場合は、登園と同様に通園バスを利用したり、保護者が徒歩で子どもを迎えに行ったりとそれぞれの家庭の事情によって選択することができるようです。
保護者が登降園の際に注意するポイントについてみていきましょう。
登降園の際は、各園によって以下のようなルールを設けられることも多いでしょう。
上記の他にも、駐車場のルールなどを詳しく記載しているところもあるでしょう。通園する保育園や幼稚園の約束ごとをきちんと確認し、質問がある場合は事前に職員に尋ねるとよいでしょう。
登降園時は、あらかじめ安全なルートで通園できるように順路の確認を行うとよいでしょう。
「交通量が多いにも関わらず道幅が狭い」、「横断歩道が設置されておらず、道路を渡りづらい」など子どもの送迎が心配になる場合があるかもしれません。
きちんと安全なルートを確認しておくと、安心して通園できるでしょう。
また、車の送迎の場合は道が混んでしまったり、引き渡しの際に駐車スペースが見つからなかったりと、時間がかかるケースもあるかもしれません。
車で通園する場合もルートや駐車スペースについて、確認するとよいでしょう。
登降園の際に子どもの体調や機嫌などを伝えることがあるでしょう。
玄関に担任がいない場合は、誰に連絡事項を伝えればよいのかと迷う場合もあるかもしれません。
連絡の際にメモを活用する場合や連絡帳の記入をルールとしている園もあるようです。
事前に園のルールを確認し、連絡事項の伝え方の確認を行うとよいでしょう。
登降園時に保育士が注意するポイントを紹介します。
登降園時は、保護者や子どもとの挨拶を大切にしましょう。
子どもがまだ園生活に慣れていない場合は、不安な気持ちで登園し、ときには保護者となかなか離れられないこともあるかもしれません。
保護者の方が安心して預けらえるように保育士が笑顔で対応することは大切でしょう。
降園の際に、「お仕事お疲れ様でした。」と一言、保護者の方にねぎらいの言葉を添えるだけで、良好な信頼関係を築き上げるきっかけとなるでしょう。
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保育活動を行ううえで、日常的に保護者とコミュニケーションをとることは重要でしょう。
登降園時は子どもたちの様子を具体的に話したり、保護者の方の相談にのったりと信頼関係を築くうえで大切な時間となるでしょう。
また、特定の保護者とのコミュニケーションに偏りがないように気をつけることも大切です。
それぞれの保護者の方と話した内容のメモを取り、あまりお話ができていない保護者の方には、登降園の際に積極的に話しかけるなど、工夫するとよいかもしれません。
言葉遣いに気をつけながら、保護者の方とのコミュニケーションを大切にしましょう。
登降園の際は子どもの出欠状況をしっかりと確認するようにしましょう。
また、「○○先生に早退すると伝えておいてください」、「子どもが咳をしているので体調の変化を見てあげてください」など保護者の方から連絡がある場合も多いようです。
メモを取ることを習慣化するなど、確認漏れや連絡ミスがないように気をつけることが大切でしょう。
保育士さんの中には、業務が多忙なあまり、伝達ミスが続くこともあるかもしれません。その際は、先輩保育士さんにどのようにミスを防げばよいのかと相談してみるとよさそうです。
「伝達のためのホワイトボードを設置する」、「携帯アプリを活用し、連絡事項を共有する」など、いっしょに考えてもらうことで、対策方法を見出すことができるかもしれませ
ん。
登降園時は子どもの引き受け、引き渡しを行う大切な場面です。
しかし、出欠を取ったり、子どもの体調を確認したりと、保育士が行う業務が多い場合もあるでしょう。
そのような状況の中で、登降園管理をICTシステムに任せる保育園も増えているようです。
ICTシステムとはタブレットや携帯電話を活用して、職員の労務管理や児童情報の管理、保護者へのお知らせ機能などを行う電子システムです。
登降園時の以下の業務について、ICTシステムで活用することができます。
今まで手作業で行っていたものが、ICTシステムの活用によって簡略化されることが期待できるでしょう。
ICTシステムを導入すると登降園時にどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
登降園時には保護者から子どもの体調や早退連絡などを受けますが、メモなど渡すことを忘れてしまったり、伝達ミスが起こったりするケースもあるでしょう。
ICTシステムはそのような情報を一括管理できることから、職員間での共有漏れを防ぐことにつながるかもしれません。
保護者から受けた連絡をすぐに共有することができれば、職員間の伝達ミスなども軽減され、良好な人間関係の構築にも役立つでしょう。
登降園時に出欠確認を手書きで行っている保育士さんもいるかもしれません。
しかし、集計作業や健康状態のメモを取ることに時間がとられる場合もあるでしょう。
ICTシステムを活用するとICカードをかざすだけで出欠がとれるため、集計作業も自動的に行うことも可能となるようです。
登降園時間の打刻データをもとに保育日数や保育時間を算出することにも役立ち、事務作業の大幅な削減も期待できるかもしれません。
ICTシステムで子どもの登降園の管理を行った場合に、保護者や子どもへの対応に集中できるというのも大きなメリットのひとつでしょう。
出欠確認などの必要がなくなるため、親子に向けてコミュニケーション時間が増えることが期待できます。
多忙な保護者の場合は、なかなか電話などで連絡が取れず、登降園時のみが関わることができる、大切な機会というケースもあるかもしれません。
ICTシステムを活用することでそういった保護者に対しても、登降園時に接する時間が増える可能性もあるでしょう。
これから保育園や幼稚園に入園予定の方は、登降園時にどのようなルールがあるのか気になる方もいるでしょう。
安心して通園するためにも、あらかじめどのような約束ごとがあるのか、説明会などで確認したり、問い合わせしたりと準備しておくとよいかもしれません。
また、働いている職員の方は、登降園時の出欠や連絡事項の確認などを行い、多忙なケースもあるようです。
ICTシステムの導入に目を向け、そのような業務について簡略化を検討することも大切でしょう。
ICTシステムの活用により、働いている保育士さんが子どもや保護者への対応に集中することができると、保護者の方も安心して預けられるため、園との信頼関係の構築にもつながる可能性もあります。
ICTシステムは登降園管理だけでなく、職員の事務作業の効率化や保護者との連絡共有の簡略化にも役立つため、活用方法や導入について改めて考えてみましょう。
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