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原始反射とは?消失時期や種類、保育園での対応法をわかりやすく解説
目次
原始反射とは、赤ちゃんに生まれつき備わっている反射動作のことを指します。
赤ちゃんは大きな音にピクリと反応したり、くちびるに触れたものを吸い続けたりとさまざまな反射行動を表します。
原始反射は多くの発達の基礎となる重要な動作で新生児期〜歩行時期までに出現します。
赤ちゃんを見守る保護者の方や保育士さんは「どうしていま手が動いたのかな?」「この子は大きな音に敏感かもしれない」などさまざまな気づきがあることでしょう。
原子反射の種類や消失時期の目安を把握して、心配事がある場合は保健センターや病院に相談するなど子どもたちの発達を支えていきましょう。
次に原始反射の種類の一例を紹介します。
その他にも原始反射には歩行反射などさまざまな種類があります。それぞれの動作の消失時期には個人差があるため、あくまでも目安として確認するとよいでしょう。
保育園における原始反射の対応方法について紹介します。
保育学生時代に原始反射について学んだことがある方も多いことでしょう。しかし、反射の種類や動作の意味などを忘れてしまっていることもあるかもしれません。
子どもたちの発育状況の把握や健康管理のためにも、原始反射についての勉強会などを開き、職員同士で知識の共有を行うとよいでしょう。
特に新人保育士さんは赤ちゃんと接することに慣れていない方もいるかもしれません。先輩保育士さんと学び合い、保育活動に必要な知識を身につけていきましょう。
原始反射について知識を習得後、忘れないようまとめておくとよさそうです。
特に0歳児を担当する担任は子どもたちの変化に気づけるよう、早めに内容を覚えられるとよいですね。
表にしたり、定期的に先輩と確認する時間を設けたりすれば、覚えやすいかもしれません。
乳児期は言葉で自分の気持ちを表現することができず、泣いたり、手や足を動かしたりして自分の不快感や状況を伝えようとします。
そのため、保育士さんはこまめにいつもと違った様子はないか、反射動作で違和感を感じることはないかなど、しっかり確認して時間や気づいたことのメモを取り、子どもたちの状況を把握することが大切でしょう。
また、メモを取った情報を集約するためにはパソコンやタブレットなどを活用すると、入力や修正業務がスムーズに進むことが考えられます。
近年では、園児の情報管理や記録する保育ICTシステムを導入している園も増えているようです。
このシステムを活用すると保育活動の情報整理にも役立ち、職員との共有もしやすいでしょう。
原始反射などさまざまな子どもたちの発育状況については、保護者の方に向けて連絡帳を通してやり取りすることも多いかもしれません。
家庭での様子などを共有し、園児のかかりつけの病院などがある場合は、病院と連携をとりながら園児の発育を見守っていきましょう。
保護者の方とは、こまめにコミュ二ケーションをとり、心配ごとなどを相談できる信頼関係を育んでいきましょう。
原始反射は子どもの発達の基礎となるため、大切な動作のひとつでしょう。
子どもの成長を支えるうえでも反射の種類などを把握するとよいかもしれません。
また、保育施設では子どもの発達状況や健康管理の記録を残すことも大切な仕事のひとつです。
ICTシステムなどを活用して職員同士で園児の情報をスムーズに共有できるように、工夫していきましょう。
保育士バンク!コネクトでは保育園に必要なICTシステムの導入をサポートさせていただきます。
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