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保育士の4つの仕事内容とは?早番や遅番などの1日のスケジュール
目次
保育士の仕事は子どもの保育活動が中心ですが、保護者対応や事務作業など多岐に渡ります。
待機児童問題や保育士不足が懸念されるいま、実際にどのような業務があるのか具体的に見てみましょう。
乳幼児の食事や衣服の着脱の援助、睡眠や排せつなど基本的な生活を年齢に応じてサポートします。
食べる、着替えるといった基本的な生活習慣が身につくように指導などを行いつつ、運動や遊びを通して健やかに成長できるように手助けすることが大切でしょう。
また、子どもの主体性を尊重しながら、友達や周りの大人との関りを通して、集団生活を楽しむ環境を作り上げることも保育士の重要な仕事かもしれません。
保育士は子どもだけでなく、保護者の方が安心して保育園に預けられるように、充分なコミュ二ケーションを取ることが大切な業務のひとつです。
子どもたちの成長を喜び、分かち合う中で、相談にのったり、ときには子育てのアドバイスを行ったりすることもあるかもしれません。
参観日や個人懇談の他、登降園時に話をして信頼関係の構築が必要となるでしょう。
保育士は年間の保育計画や指導案、園だよりやクラスだより、個人記録の作成など書きもの多い仕事です。
年長のクラスを受けもつ場合は、小学校との連携が重要となり、子どもが小学校に行くうえで必要な保育園の様子や成長の記録などをまとめる業務があります。
また、職員のシフト作成や備品の発注などの事務作業を保育士が行っているケースもあるため、園によって仕事内容に違いがあるでしょう。
行事の企画、運営、園内の安全点検、壁面製作や誕生日会用のプレゼント作りなど多くの仕事をこなすことが考えられます。
また、年齢に応じた製作活動の準備、絵本の選定、紹介などもあるようです。感染症対策に向けた消毒作業なども保育士の大切な仕事のひとつでしょう。
一般的に保育士の勤務時間は、1日8時間となりますが、早朝保育や延長保育などがある園では、早番や遅番などのシフト調整があることでしょう。
勤務先の保育園によってシフトパターンは異なりますが、基本的なシフト例は以下と通りです。
7次締切分:2024年10月8日 (火) → 交付決定日:2024年11月22日(金) 予定
追加公募対象枠:通常枠、インボイス枠(インボイス対応類型)、インボイス枠(電子取引類型)、セキュリティ対策推進枠、複数社連携IT導入枠
※確定している募集回のスケジュールになります。以降のスケジュールは随時更新いたします。
※一般的に公募が遅くなるにつれて、通過(採択)率が下がるとされているため、お早めの申請をおすすめしております。
※手続きに時間がかかるため、締切は弊社ヘルプデスクの受付締切日を記載しております。
上記の他に行事前や園だより作成などで、残業となるケースも考えられます。
月曜日~土曜日まで開園し、休日は日曜日や祝日に設け、週休2日制となります。
保育園以外で仕事する場合は、業務内容に違いがあるでしょう。保育士の資格を活用して働くことができる施設は以下の通りです。(保育士以外の資格を要する場合あり)
その他に歯医者さんやイベントの託児など、幅広い場で保育士が求められています。
ベビーシッターは、基本的に依頼された自宅に出向き、子どもの保育活動を行います。それぞれのご家庭の状況や約束事に合わせた遊びの指導、基本的生活習慣をサポートすることが多いかもしれません。
ベビーシッターになるには法律的には資格はないものの、「保育士」や「認定ベビーシッター」などの資格があることで、仕事の就きやすくなるでしょう。
1対1で関わることが多く、保護者の要望に応じて子育て相談に乗るなど、密接にひとつのご家庭と関わることができるというのが、ベビーシッターの大きな魅力かもしれません。
学校の授業を終えた子どもたちが集まる学童保育施設。
「放課後児童支援員」という資格がありますが、「保育士」の資格をあれば、働くことができる職場は多いようです。
おやつの提供、宿題をいっしょに行うなど小学生を見守ることが主な業務内容となります。工作や調理実習などのイベントの企画、準備なども行うこともあるでしょう。
学校と学童保育施設間の送迎なども担当することもあり、英語に特化している施設などでは英語の関連の資格を取得した保育士を募集していることもあるようです。
児童福祉施設では、家庭での生活が困難な児童に対して、養育を行うことが仕事となります。
親代わりとなって食事や入浴などの生活環境をサポートする必要があるでしょう。
子どもたち一人ひとりに寄り添い、信頼関係の構築し、自立するための支援を行うことこがが重要です。
保育士だけでなく、社会福祉士または精神保健福祉士の有資格者を募集している場合もあるため、各児童福祉施設によって募集内容に違いがあるかもしれません。
保育士としてのやりがいとは、具体的にどのようなものなのか紹介します。
保育士として働くことの大きなやりがいのひとつは、「子どもの成長に関わることができる」というものでしょう。
「始めて言葉を話した」、「ボールを投げられるようになった」など、日々すくすくと育つ子どもたちの成長を間近で見守ることができるというのは最大の魅力かもしれません。
また、笑ったり、泣いたりする子どもたちとすごす中で、友達との関わりや興味のある遊びに集中するなど、次第にそれぞれの個性が表れ、保育士さん自身もさまざまな発見が生まれます。
小さな頃から知っている子どもたちが卒園する姿を見ると、仕事に対して「保育士を続けていてよかった!」と、何ものにも代え難い喜びを感じることもあるでしょう。
保育士は子どもたちの保育活動以外にも指導案の作成や園の衛生管理、保護者対応など多種多様な仕事をこなすことが多いでしょう。
そのため、仕事のバランスを考えながら、業務内容の調整を行わなければならない場面も少なくありません。
多様な仕事を同時にこなす力が身につき、転職する際も培った経験が役に立つことが考えられます。
保育士の仕事は「大変」というイメージがあり、仕事量の多さや残業時間の長さなどを理由に離職してしまう方も少なくないようです。
具体的にどのような点が「大変」なのか見ていきましょう。
一般的な仕事についても、「人間関係が上手くいかない」ということでストレスを感じる方は多いかもしれません。
保育士の職場においても、業務中に連携が上手くいかなかったり、互いの保育観がぶつかり合ってしまったりと信頼関係が築けないこともあるようです。
また、子どもたちには「仲間と協力して運動会を頑張りましょう!」、「友だちと仲良く楽しくすごしましょうね。」と道徳的な考えを伝えておきながら、実際に職員同士でギクシャクしてしまっていると、そのギャップから「人間関係の大切さを教える立場なのに・・・」と悩むこともあるかもしれません。
保育士は「給与が安い」、「労働時間が長い」仕事というイメージが強く、業務量や責任量が多い仕事にもかかわらず、待遇面に不満を抱えることも多いかもしれません。
保育士の中には手取りで12万~13万円と給与が低いことで、生活が成り立たずに違う職種に転職してしまう方もいるようです。
国としても保育士の待遇改善に向けて、技能、経験に応じて、5000円~4万円の給与改善なども実施していますが、引き続き、労働環境を整備することが大切でしょう。
また、保育士の業務負担の削減に向けてCTシステムの活用や行事の縮小などに取り組む園もあるため、環境が整備され、保育士を目指す方が増えることも期待されています。
保育士の仕事内容は、保育活動や保育計画、保護者対応、事務作業などさまざまな業務があります。
仕事量が多い業務だといわれていますが、子どもたちの成長を間近で見守ることができる、やりがいのある職業といえるでしょう。
保育士の仕事に興味のある方は、自治体が主催している職業体験などを積極的に参加すると、より深く業務内容を知ることができるかもしれません。
保育士として働くことの楽しさを知り、資格取得などについて具体的に考えていきましょう。
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