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未満児って何歳?保育園では3歳未満の0・1・2歳児クラスのこと

未満児って何歳?保育園では3歳未満の0・1・2歳児クラスのこと violetblue/Shutterstock.com
保育用語として使われている「未満児」という言葉。0・1・2歳児クラスのことを指す場合もあるようですが、実際にはどのような意味があるのでしょうか。「未満児」についての概要や、対象とした保育園や託児所といった保育施設、クラスの特徴なども合わせて紹介します。

目次

    未満児とは

    未満児とは、3歳未満の子どもの呼び名として使われたり、0・1.・2歳児のクラスの総称として呼ばれたりすることが多いようです。

    一般的に保育用語として活用されているようで、明確な定義はありません。

    例えば、「未満児クラス(0・1歳・2歳)の写真を紹介します」、「未満児(0・1歳・2歳)の子は午前保育です」と保護者の方や現場の保育士さんにお話しするときに、「未満児」という言葉を使うことがあるかもしれません。

    また、「未満児」という言葉以外に、幼稚園の入園の際に「満3歳児」という言葉を聞くことも多いでしょう。

    幼稚園の対象児は、満3歳児~6歳児となっており、満3歳の「満」とは、2歳の子どもが3歳になった誕生日を迎えた場合に、その日以降に幼稚園に入園すること可能であることを意味します。(幼稚園によっては、満3歳児クラスを配置していない場合もあり)

    また、未満児の対義語として、3~5歳児童を「3歳以上児」もしくは「以上児」と呼ぶ保育園もあります。

    このように子どもの年齢によって呼び方に違いがありますが、「未満児クラス」がある保育施設について詳しく見ていきましょう。

    未満児クラスのある施設とは

    認可保育園

    認可保育園とは、厚生労働省管轄の「児童福祉施設」であり、国が定めた設置基準が満たし、都道府県知事に認可されている施設のことを指します。

    0歳児から6歳児までを受け入れており、働いている保護者の方は認可保育園に預けている方が多いかもしれません。

    厚生労働省の調査によると、2020年には全国で29,461カ所の認可保育所があり、前年度よりも748カ所増加しているため、これからも需要が高まることが考えられます。

    しかし、認可保育園に入りたくても入れない「待機児童」問題が懸念されているため、特に都市部では、定員がいっぱいで未満児クラスに入園できない方も少なくないようです。

     

    認定こども園

    認定こども園とは、0歳~6歳児までを対象に教育と保育を一体化した施設です。

    保護者が働いている有無に限らず、子どもを受け入れており、国が定めた基準を満たした認可施設となります。

    厚生労働省の調査によると、2019年度には7,208箇所の認定こども園があり、以前幼稚園や保育園だった施設も認定こども園に移行する園が増加しているようです。

    託児所

    託児所とは明確な定義はないものの、一般的に「認可外保育園」を指します。

    認可外保育施設とは、「児童福祉法に基づく都道府県知事などの認可を受けていない保育施設」のことです。

    病院内保育所のような事業型保育施設やベビーホテル、スーパーやスポーツ施設などの商業施設の一時預かりなど幅広い保育ニーズに対応しています。

    2019年度の認可外保育施設は12,027ヶ所あり、前年度よりも2,361ヶ所増加しています。

    認可保育園や認定こども園に入所できないケースや、自身の保育方針に合った施設がお住いの地域にあった場合などには、託児所を利用するケースが多いかもしれません。

     

    地域型保育園

    地域型保育園とは、地域型保育事業とも呼ばれ、0歳~2歳児までの子どもたちを預かる施設です。

    そのため、未満児クラス専門の保育所といってもよいかもしれません。

    地域型保育園は、多様な保護者ニーズに対応できるように以下の4つの種類に分けられています。

    • 小規模保育事業:利用定員を6人以上~19人以内として保育活動を行う
    • 家庭的保育事業:家庭的な雰囲気の中で保育を行う
    • 事業所内保育事業:企業などの従業員の子どもに対して保育活動を行う
    • 居宅訪問型保育事業:利用する保護者・子どもの自宅において保育活動を行う

    2020年度には6,911カ所の地域型保育園があり、待機児童問題の解決に向けて需要高まっていますが、その一方で大きな課題もあります。

    地域型保育園では卒園後の3歳児以降には、連携先である保育園などに入園することが必要ですが、都市部においては受け皿となる施設が充分に整備されていない状態があるようです。

    園の入所を希望する場合は、卒園以降どのような施設に入所が可能なのかを事前に確かめるとよいかもしれません。

    幼稚園

    幼稚園は基本的に3歳~5歳を対象としていますが、園生活に早めに慣れることができるように2歳児向けにクラスを用意している園があります。

    保護者の方といっしょに登園したり、園バスで週に1、2度子どものみが通ったりと園によって形式に違いがあるかもしれません。

    「2歳児クラス」と呼ばれる場合や「未満児クラス」といわれることもあるようです。

    幼稚園に通うことを考えている場合は、希望の園に2歳児向けのクラスがあるか確かめるとよいかもしれません。

    出典:「保育所等関連状況取りまとめ(令和2年4月1日)」/厚生労働省

    出典:認定こども園概要/厚生労働省

    出典:認定こども園に関する現況/厚生労働省

    出典:2018年度認可外保育施設の現況取りまとめ/厚生労働省

    出典:保育所利用の仕組み/厚生労働省

    未満児クラス~0歳児クラスの特徴~

    0歳児は母乳やミルクで育つ時期で乳児とも呼ばれています。

    初めは寝て過ごすことが多いようですが、次第に寝返りやハイハイ、つかまり立ち、歩行の開始などが考えられます。

    離乳食が始まると、育つ時期に合わせて食事したり、オムツや衣服の着脱したりと保育士が生活全般の援助を行うことが多いかもしれません。

    周りの大人が抱っこしたり、おんぶしたり充分なスキンシップをとり、一日の生活リズムを整えることも大切な時期でしょう。

    子ども一人ひとりの発達にも個人差があるため、保育士がその子のペースに合わせた遊びや運動を用意し、安定した信頼関係を築くことが必要かもしれません。

    未満児クラス~1歳児クラスの特徴~

    1歳児は、歩き始めたり、手で食べ物を食べたりとさまざまな動きが豊かになる時期で行動範囲も広がるでしょう。

    自分から保育士に呼びかけたり、指さしや身振りで自分の思いを伝えようとしたりと自発的に活動することも増えるかもしれません。

    言葉も少しずつ増えてボール遊びや玩具遊びなどに興味を持ち、遊びの幅も広がっていくようです。

    クラスの友達の仕草や行動を真似するなど他の子どもたちに関心を抱き、遊びを通して関わることも増える時期でしょう。

    未満児クラス~2歳児クラスの特徴~

    2歳児は歩くという基本動作以外にも、階段を登れるようになったり、ジャンプしたりと応用的な動きが多くなる時期かもしれません。

    行動範囲が広がる中で挑戦意欲が増し、自発的に子ども自身で衣服の着脱を行うなど「やりたい!」という気持ちが高まることが考えられます。

    自分の思い通りにならないと泣き出してしまったり、やらなければならないことに対して拒否してしまったりすることもあるかもしれません。

    ままごとや追いかけっこなど友達といっしょに楽しむことも増え、園生活の中で社会的な経験を重ね始める時期ともいえるでしょう。

    未満児クラスの特徴を把握して子どもの預け先を考えよう

    これから働き始める保護者の方の中には、未満児クラスに預けるべきか迷うこともあるかもしれません。

    保育施設といっても認可保育所や地域型保育園などさまざまな種類があるため、ご自身の希望条件と照らし合わせて、どのような施設を選ぶべきなのか検討するとよいでしょう。

    また、全国的に保育施設は増加傾向にあるため、知らず知らずのうちにお住いの地域に新しい施設が設立している可能性もあります。

    インターネットなどで情報収集を行い、ご家庭のライフスタイルに沿った園を見つけることができるように預け先について考えていきましょう。

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