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保育園のおたよりとは?園だより・給食だより・号外など
目次
保育園のおたよりは、保護者に向けて園生活に関する事柄を伝える大切な連絡方法です。
家庭と保育園をつなぐ重要な配布物であり、以下のような種類が挙げられます。
その他にも年間行事予定表や保護者に対するお願いなど、さまざまな形でおたよりを作る場合があるでしょう。
各種おたよりを作成する目的や注意点について、具体的に見ていきましょう。
保育園の園だよりの作成について解説します。
園だよりは、保育園の保育方針に基づいた保育目標や園全体の活動、子どもたちの様子などをわかりやすく保護者に伝えるためのおたよりです。
また、行事の開催予定や園からのお願い(感染症対策や送迎時の連絡事項)などを伝え、保護者の方とお子さんが安心して園生活を送ることができるように連絡する手段のひとつでもあるでしょう。
園だよりは、園長や副園長が作成している場合や、職員間で当番制で担当者を決定して作ることもあるでしょう。
発行までスムーズに完成できるように、スケジュール調整をして計画的に作成するとよいかもしれません。
また、当番制で作成する場合は持ち帰り残業が増えないように、作成時間を考慮して勤務調整などを行い、担当者に負担がかからないように配慮することが必要でしょう。
保育園のクラスだよりの作成について解説します。
園だよりが園全体の連絡を伝えるものに対して、クラスだよりは各クラスの子どもの様子や保育活動などを詳しく記載するおたよりです。
保護者の方に向けてクラスで歌っている歌や行事の様子を紹介したりして、子どもたちの成長をともに喜べるようにわかりやすく紹介する必要があるでしょう。
クラスだよりは基本的に担任が作成するようです。
子どもたちの興味のあることや活動の内容を伝える際は、特定の子どものことばかり書くことがないように、バランスに気をつけて作成することが重要かもしれません。
配布されたクラスだよりをもとに、親子の会話を楽しむ家庭も多いことでしょう。
担当者は普段から子どもの様子のメモを取り、面白いエピソードやクラスの楽しげな雰囲気が伝わるように、意識して作成するとよさそうです。
給食だよりの作成について解説します。
7次締切分:2024年10月8日 (火) → 交付決定日:2024年11月22日(金) 予定
追加公募対象枠:通常枠、インボイス枠(インボイス対応類型)、インボイス枠(電子取引類型)、セキュリティ対策推進枠、複数社連携IT導入枠
※確定している募集回のスケジュールになります。以降のスケジュールは随時更新いたします。
※一般的に公募が遅くなるにつれて、通過(採択)率が下がるとされているため、お早めの申請をおすすめしております。
※手続きに時間がかかるため、締切は弊社ヘルプデスクの受付締切日を記載しております。
給食だよりは子ども達の食生活を支えるうえで大切なおたよりです。
献立表とは別に、「食」を中心に栄養バランスのお話や子どもたちのクッキングの様子などさまざまなお知らせを伝えることが多いでしょう。
また、食事のマナーや箸の使い方など子どもたちをお世話する際に、家庭の中でヒントとなるような内容を記載するとよいかもしれません。
給食だよりは栄養士の方が作成することが多いでしょう。
作成する際は「夏バテ解消メニュ-・冬のあったかメニュー」など季節に合わせた食材を選び、メニューとして紹介することもあるかもしれません。
あらかじめ、1年間を通してどのようなメニューを紹介していくかを決めておくと構成も立てやすいでしょう。
お子さんの食事に関することで悩む保護者の方もいるかもしれません。アンケートや意見を募集し、ご家庭の参考となるような食事に関するアイデアやマナーについて伝えられるように工夫できるとよいですね。
保健だよりの作成について解説します。
保健だよりは、多くの小学校で養護教諭の方が作成していますが、保育園においても園児の健康管理に役立つために発行する場合もあるようです。
子どもたちが健やかに乳幼児期を送ることができるように、感染症対策や生活習慣などの情報を発信することは重要でしょう。
保健だよりを作成する担当者は、常駐する看護師さんや保育士さんなど園によって違いがあるようです。
子どもたちの体調管理を行う中で、感染症の予防対策や健康状況の把握などは大切でしょう。
そのため、保健だよりでは健康に関するさまざまな情報を発信し、保護者の方が参考となるような文章を記載する必要があるかもしれません。
また、安心してお子さんを預けられるように、健康管理のためにどのような対策を園が行っているのかを詳しく伝えることも重要でしょう。
号外のおたよりについて解説します。
号外とは、特定の行事や対策など、必要な情報を提供するおたよりのことをいいます。
園によって内容はさまざまですが、運動会や生活発表会など特定の行事について詳しく書く場合も多いようです。
保護者の方が行事の開催や感染症対策などに不安を感じることのないように、受け取る側のことをきちんと考えて作成することが重要かもしれません。
号外のおたよりは、予定外に発行することもあるでしょう。
情報をできるだけ早くご家庭に伝えることができるように、あらかじめおおまかな構成を考えておくとよいかもしれません。
また、急に発行することで誤字脱字などのチェックが行き届かない場合もあるでしょう。
事前に担当者、チェック担当、印刷担当など役割分担をきちんと行い、情報漏れや記載ミスがないように配慮して作成するとよさそうです。
保育園のおたよりの作成に時間がかかる場合もあるでしょう。
効率的な作成方法について紹介します。
保育園のおたより作成にICTシステムを活用している園も存在します。
タブレットやパソコンに組み込まれた構成案や文例集を参考にして作ることで、効率的に業務が進むというメリットもあるようです。
おたよりの配信を保護者へ一斉送信している園もあり、ペーパーレス化にも役立てているそうです。
保護者の方がオンライン上で簡単におたよりを見ることができれば、仕事や家事の合間に気軽に開覧できて便利かもしれません。
また、保育士の方も手紙の印刷・配る作業が省略化され、職員の業務負担の軽減にも役立つでしょう。
おたよりをスムーズに発行できるようにスケジュール調整をしっかり行う必要があるでしょう。
発行までの流れは以下の通りです。
①構成を考える(挨拶文含め)
②文章を作成する
③発行・配信を行う
特に行事が多い時期などは保育士さんの仕事量が増える可能性もあるでしょう。
残業時間の増加や長時間の労働で職員の負担がかからないように計画的に作成していきましょう。
各園でおたよりの構成やルールには違いがあるでしょう。
特に新人の保育士さんはおたよりの書き方について戸惑うことも多いかもしれません。
園で研修会や会議などを行い、新人の方がスムーズに作成できるように指導の場を設けるとよさそうです。
また、おたより作成時に赤入れが入り、落ち込む保育士さんもいるでしょう。
添削者はできるだけ保育士さんが苦手意識をもたないように励ましたり、温かい言葉をかけたりして精神的にケアすることも大切かもしれません。
保育園のおたよりは、家庭と園をつなぐ大切な連絡手段のひとつです。
作成する際はわかりやすく文章をまとめることが求められるでしょう。
しかし、保育士さんの中にはなかなか上手く書くことができないと悩むケースもあるかもしれません。
このような場合も職員に対する指導やケアを大切にしながら、業務がスムーズに進むように支援することが重要かもしれません。
近年ではICTシステムの活用やオンライン上で配信を行うなど、おたよりの発行についてもさまざまな取り組みが行われています。
自園で効率的におたよりを作成し、保育士さんの業務負担の軽減に役立てていきましょう。
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