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保育園の年間行事は?1月~12月でよく実施される行事一覧
目次
保育園には年間を通してさまざまな行事が行われています。
どのようなイベントを開催されているのかを把握したい方もいるでしょう。
特に保育士さんは行事を開催するための準備などに時間がかかることから、年間スケジュールを把握し、見通しを立てたいと考える方も多いかもしれません。
まずは保育園で年間を通して行われる行事の一例を紹介します。
4月:入園式、進級式
5月:子どもの日、母の日、親子遠足
6月:父の日
7月:七夕、プール開き、お泊り会
8月:夏祭り
9月:敬老の日、お月見、秋の遠足
10月:運動会、ハローウィン、おいもほり
11月:七五三、作品展
12月:クリスマス会
1月:お餅つき、お正月お楽しみ会
2月:豆まき(節分)、生活発表会
3月:ひなまつり、卒園式(お別れ会)、お別れ遠足(年長)
この他にも誕生日会や参観日などは定期的に行われることが多いようです。
保育園ではさまざまな行事が行われますが、開催される意味とはどのようなものが挙げられるのしょうか。
具体例を紹介します。
保育を行う上で大切な指針となる「保育所保育指針」においても、行事を通して四季折々の地域や家庭の伝統的な行事に触れる機会が大切であることを記載しています。
保育士さんはこのようなねらいを大切にしながら、行事の開催に向けて指導案の作成や当日のタイムスケジュールの立案などをきちんと取り組む必要があるでしょう。
早めに職員同士で役割分担を行い、しっかり計画を立てることが大切かもしれません。
保育園で開催される代表的な行事について解説します。
7次締切分:2024年10月8日 (火) → 交付決定日:2024年11月22日(金) 予定
追加公募対象枠:通常枠、インボイス枠(インボイス対応類型)、インボイス枠(電子取引類型)、セキュリティ対策推進枠、複数社連携IT導入枠
※確定している募集回のスケジュールになります。以降のスケジュールは随時更新いたします。
※一般的に公募が遅くなるにつれて、通過(採択)率が下がるとされているため、お早めの申請をおすすめしております。
※手続きに時間がかかるため、締切は弊社ヘルプデスクの受付締切日を記載しております。
新年度の初めに入園式を行う保育園も多いことでしょう。入園式自体は1時間程度で行われ、クラスごとに記念写真を撮ることも考えられます。
保育園に新しく入所する子どもたちを迎え入れる記念すべき日ですが、環境の変化に驚いて泣いてしまう子もいるかもしれません。
子どもだけでなく、保護者の方も緊張や不安を抱えている場合もあるでしょう。
保育士さんは温かい雰囲気で入園式が迎えられるように事前の準備をしっかりと行い、式当日は役割を全うしながら、保護者や子どもに向けて配慮することが大切かもしれません。
気候が暖かな5月に親子遠足を行う保育園は多いようです。
遠足を行う場所へ下見に行き、安全に行うためのお約束事やタイムスケジュールなどをきちんと考える必要があるでしょう。
また、事前に日常活動の中で遠足についてのクイズを出題したり、お弁当の製作をしたりと子どもたちが楽しめるような導入を取り入れるとよいかもしれません。
6月の第三月曜日には父の日が制定されています。
お父さんに向けて感謝を伝える日のため、ネクタイや絵の制作などさまざまな作品を作り、プレゼントすることが多いでしょう。
制作を通してハサミや絵具の使い方などを伝える場合もあるかもしれません。
指導案を作成する際は、子どもたちが製作しやすいような声かけなどを考え、きちんと準備して取り組めるとよいですね。
プール開きとは、その年に初めてプールを使って活動を行う日のことをいいます。
安全にプールで遊ぶことができるように、子どもたちといっしょにルールを確認することが大切でしょう。
また、ケガのないように身体を動かす前に準備体操を行うことも重要です。
面白いポーズを考えたり、慣れ親しんだ音楽に合わせて身体を揺らしたりと体操も楽しめるように工夫できるとよいですね。
水遊びが大好きな子どももいれば、水に触れることが苦手な子どももいるため、ひとり一人に配慮しながら進めていくとよいかもしれません。
夏祭りは、子どもと保護者といっしょに楽しむイベントのひとつでしょう。
参加型のゲームや製作、おみこしや盆踊りなどが用意され、盛り上がるイベントですよね。
保護者の方が出店を考えたり、保育士さんが備品をそろえたりと夏祭りのやり方はそれぞれの保育園によって違いがあるようです。
保育士さんは子どもたちの年齢に合わせてさまざまな遊びを準備する必要があるため、開催に向けて綿密に計画することが大切でしょう。
お月見とは「十五夜」とも呼ばれ、美しい明るい月を眺め、秋の収穫について感謝する行事のことをいいます。
お月見のモチーフである月やうさぎを折ったり、お部屋に飾ってみたりと保育園の中で行事を楽しむこともあるでしょう。
また、お餅を作り、お団子を丸めるなどクッキングを通してお月見をお祝いするケースもあるようです。
日本の伝統的な文化に触れる機会として大切にすごせるとよいですね。
運動会は、身体を動かす子どもたちの成長を保護者の方と共有する行事でしょう。
かけっこや玉入れ、お遊戯などの年齢に合わせたプログラムを用意して、子どもたちが楽しく参加できるように準備することが大切です。
また、運動会に向けた練習中に怪我をしてしまったり、体調を崩してしまったりすることもあるかもしれません。
保育士さんは安全面や健康面に充分配慮しながら、活動を行うことが求められるでしょう。
年間を通して保育園ではさまざまな制作を行っているでしょう。
「芸術の秋」といわれるこの時期に作品展が開催されることも多いようです。
作品展に向けてテーマに合わせた作品を作り、展示すると、子どもたち一人ひとりの表現する力を養うことに役立つかもしれません。
共同制作で一つの絵を完成させたり、同じテーマを基に個々で制作したりと作り方はさまざまな方法があるようです。
子どもたちが楽しく作品を作り上げられるように援助できるとよいですね。
年末に向けて大きなイベントのひとつがクリスマス会です。
トナカイやツリー、サンタなどのモチーフを園内に飾りつけする園も多いかもしれません。
クリスマス会の進行についてはそれぞれの園に違いがあるものの、サンタさんが登場してプレゼントを配ることもあるようです。
保育士さんはあらかじめタイムスケジュールをきちんと考え、スムーズに進行できるように準備するとよいかもしれません。
新たな年の訪れを園で祝う「お正月お楽しみ会」。
凧揚げやこま回し、福笑いなどお正月にちなんだ遊びを楽しむ保育園も多いようです。
お正月のお楽しみ会で伝承遊びを取り入れることは、日本文化を伝えるうえでも大切な機会となるでしょう。
例えば、「羽根つき」は1年の厄をはねて、子どもの健全な成長を願う遊びとされています。
保育士さんは、このようなお正月にちなんだ遊びの意味を理解したうえで、子どもたちに伝承遊びについて伝えられるとよいですね。
2月や3月に演劇や歌、楽器やダンスなどで子どもたちの成長を見ることができる「生活発表会」を開催する園も多いでしょう。
発表に向けて友だちと練習したり、表現する力を養ったりすることで達成感を味わうことができるかもしれません。
保育士さんは演目決めや職員同士の役割分担、保護者への連絡、プログラム調整などさまざまな役割を担うことが考えられます。
体調を崩さないようにスムーズに準備できるように、スケジュール確認を行いながら取り組む必要があるでしょう。
卒園式は保育園を終了する際に行われる儀式です。
園生活が終わり、小学校へと進学する園児の門出を保護者とともにお祝いします。
保護者にとっても大切な節目の日のため、保育士さんは式が滞りなく行われるように準備することが求められるでしょう。
また、卒園式では卒業証書の授与を一人ひとりに行うことから、緊張のあまり泣き出してしまう子もいるかもしれません。
子どもたちの気持ちに寄り添いながら、素晴らしい一日となるように配慮することが大切でしょう。
保育園の行事はそれぞれ意味のあるものであり、開催に向けて計画的に準備することが重要でしょう。
しかし、行事の準備が多忙なあまりに悩みを抱えてしまったり、休日が取れなかったりして体調を崩す保育士さんもいるようです。
保育士さんの業務負担を軽減するためにも、行事に向けた役割分担の見直しや職員の体調管理の徹底に目を向ける必要があるかもしれません。
また、日常的な保育活動の業務負担の削減を目指してICTシステムの導入などを検討する保育園も増えています。
子どもたちだけでなく、保護者、保育士にとっても充実した一日となるように、行事の開催に向けてさまざまな視点から取り組んでいきましょう。
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