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園だよりの文例や構成とは?1月~12月の挨拶文の書き方

園だよりの文例や構成とは?1月~12月の挨拶文の書き方 milatas/Shutterstock.com
保育活動を行う中で、園だよりの書き方について悩む保育士さんもいるかもしれません。園だよりは保護者に向けて配布や配信を行うものであり、構成の立て方や挨拶文の記載について迷うこともあるでしょう。1月~12月の時候の挨拶文なども含めて、園だよりの意味や構成を紹介します。

目次

    園だよりとは

    保育園や幼稚園の園だよりとは、「保育目標」や「行事スケジュール」、「子どもたちの様子」などの園に関わるさまざまな情報を家庭に連絡する方法のひとつです。

    保護者に対して園の様子を伝えることで、子どもたちの成長の喜びを共有するだけでなく、行事への協力を呼びかけるなどして、園との連携を大切にするツールでもあります。

    園だよりの配布方法は紙を利用する園が多いようですが、最近では自園のホームーページやICTシステムのお知らせ機能を活用して配信するなど多様化しているようです。

    作成者は、園長や主任、保育士さんなどそれぞれの園によって違いがありますが、園全体のお知らせなどを記載することで、作成に時間がかかる場合もあるかもしれません。

    一般的に月ごとに作ることが多い「園だより」。スムーズに作成できるように、構成や挨拶文などを紹介します。

    園だよりの構成

    園だよりの構成について、あらかじめテンプレートがある園もあれば、形式をそれぞれの保育士さんに任せる園もあるかもしれません。

    ここでは、一般的な園だよりの構成について紹介します。

    ①時候の挨拶文

    園だよりの文の初めに、時候の挨拶を記入することが多いようです。

    時候の挨拶とは四季の豊かな日本ならではの習慣で、「春風が心地よい季節」、「秋晴が続く中」など、手紙の書き出しで用いることが多いようです。

    園だよりにおいても、時候の挨拶のように保護者との共通の話題である「季節」を意識した挨拶文を記載すると、コミュ二ケーションの場を開くということにもつながるでしょう。

    読み初めに季節感を感じることができるような文言を考え、記述していきましょう。

    ②各月の園のスケジュール

    園だよりには、各月の園のスケジュールを記入することが多いでしょう。

    スケジュールについては、当月のもの(近しい日程)と来月、再来月の行事などを別に記載するとわかりやすいかもしれません。

    表を用いて記載する場合や、日程や行事名だけを記入する場合など、園によって違いがあるため、確認しながら進めるとよいでしょう。

    記入したスケジュールが間違ってしまった場合は、訂正文などを再度配布する可能性もあるため、ミスの内容に見直しを行うとよいかもしれません。

    ⓷行事や保育活動での子どもの様子

    行事や保育活動での子どもの様子を紹介します。

    子どもたちの発見や感動、行事でのできごとなどを記載し、読み手の保護者の方が様子をイメージできるように記述していくとよいかもしれません。

    行事については「プール」や「お餅つき」など季節ならではのイベントが多い可能性があるため、季節を意識しながら子どもたちの様子を伝えられるとよいですね。

    ④お知らせ・おねがい

    保育施設から家庭に向けて、お知らせやお願いを記載します。

    「家庭調査票の回収」や「資源物回収のお知らせ」などその月によって、さまざまな項目が考えられるでしょう。

    保護者の方の中には園だよりをもとに園への提出物をチェックしているという方もいるかもしれません。

    項目をわかりやすく記入し、提出物がある場合はチェック項目を同時に記述しておくと、保護者が活用しやすいかもしれません。

    園だよりの挨拶文について

    園だよりを作る際に、最初にどのような時候の挨拶文を記述すればよいのかと悩む方もいるかもしれません。

    文章の表現方法は各保育施設によって違いがありますが、季節の文例を参考にすると、記載しやすいでしょう。

    1月~12月までの時候の挨拶の文例を紹介しましょう。

     

    1月の文例:新年・挨拶

    1月の園だよりでは、お正月の休み明け、新年のご挨拶などを意識した季節の挨拶文を記載するとよいかもしれません。

    • 「あけましておめでとうございます。子どもたちの元気いっぱいの明るい挨拶で新年がスタートしました!」
    • 「新年の幕開け、静かだった園内も子どもたちの笑顔が楽しげな声であふれています」
    • 「久しぶりの登園にそわそわしつつ、お正月や冬休みの思い出を話す子どもたちの表情はキラキラしています」
    • 「子どもたちの『おはようございます!』久しぶりに響く園内。新年がいよいよスタートし、心引き締まる時期です」
    • 「新年、あけましておめでとうございます!おだやかな初春をご家族で迎えたことと、お慶び申し上げます。職員一同、子どもたちの登園を心待ちにしていました。」

    2月の文例:真冬・節分

    2月の園だよりでは、真冬や雪など寒い季節を意識した季節の挨拶文を記載するとよいかもしれません。

    • 「寒い季節が続いていますが、子どもたちは元気いっぱいに園庭で雪遊びを楽しんでいます」(雪が降らない時期では違う内容のものを記入しましょう)
    • 「節分に向けての準備が着々と進む中、子どもたちの明るい笑顔で真冬の寒さも吹き飛んでしまいそうです」
    • 「白い息を見つめながら寒さに負けずに元気に遊ぶ子どもたち。今年度も残り2カ月となり、職員一同身の引き締まる思いです」
    • 「寒い日々が続く中、いよいよ節分の季節がやってきました。豆まきやオニ退治に向けて、園内の子どもたちは盛り上がっています!」

    3月の文例:春の兆し・卒園や進級

    3月の園だよりでは、卒園や進級などの行事や春の訪れを意識した季節の挨拶文を記載するとよいかもしれません。

    • 「少しずつ春の訪れを感じる中、卒園や進級が近づくにつれ、子どもたちの成長を感じる日々が続いています」
    • 「やわらかな春の日差しが温かく、心地よい季節となりました。室外遊びも増え、子どもたちは春の訪れを楽しんでいます」
    • 「今年も残りわずかとなり、春の訪れがそっと子どもたちの卒園や進級を後押ししてくれているように感じます」
    • 「寒さもやわらぐ中、春の温かな風が頬なでる季節。子どもたちが入園してもう一年、それぞれの進級、卒園の時期となりました」

    4月の文例:陽春・入園

    4月の園だよりでは、春の温かさや草花が芽吹く春のイメージを考え、入園といった今年度のスタートを意識した季節の挨拶文を記載するとよいかもしれません。

    • 「ご入園、ご進級おめでとうございます。うららかな春の暖かさととも新年度がスタートしました!」
    • 「新しい環境の中でドキドキ、ワクワクしながらすごす4月。新年度がスタートし、春風が心地よい季節となりました」
    • 「草花が芽吹く季節とともに、子どもたちの新しい園生活が始まりました!ご入園、ご進級おめでとうございます」
    • 「新しいクラスにも少しずつ慣れてきた子どもたち。園庭やお散歩の中で、春探しを楽しんでいます」

    5月の文例:新緑の青葉・子どもの日

    5月の園だよりでは、すごしやすい春の暖かさと子どもの日などの行事を意識した季節の挨拶文を記載するとよいかもしれません。

    • 「すごしやすい春の日差しを感じる今日この頃。入園・進級から一カ月がたち、子どもたちも少しずつ新しい生活に慣れてきました」
    • 「新緑の青葉がすがすがしく、子どもたちは思いきり外遊びを楽しんでいます」
    • 「心地よい春風の中で、植物や虫などに興味や関心を抱き始めた子どもたち。子どもの日の製作やゲームなどを通して、発見も多かったことでしょう」
    • 「新緑の青葉が映える季節。子どもたちは、鯉のぼりや兜などの飾りを見て楽しんでいます」

    6月の文例:梅雨の訪れ・あじさい

    6月の園だよりでは、梅雨の訪れとあじさいなどの季節を感じられる自然物を意識した挨拶文を記載するとよいかもしれません。

    • 「色とりどりのあじさいともに梅雨の季節がやってきました。子どもたちは雨の音を楽しみながら園内ですごすことが増えています」
    • 「晴れたり、雨が降ったりと自然の変化に一喜一憂する子どもたち。季節の移り変わりを感じながらてるてる坊主を作っています」
    • 「しとしとと雨が降る日が続いていますが、子どもたちは園内で元気に走り回っています」
    • 「梅雨がやってきましたが、職員一同体調管理を大切に元気に園生活を送りたいと考えています」

    7月の文例:夏の訪れ・プール開き

    7月の園だよりでは、夏の訪れやプール開きなどの行事を意識した季節の挨拶文を記載するとよいかもしれません。

    • 「梅雨明けの季節となり、夏もそこまで近づいてきました。園内の葉も青々と色づき、プール開きの準備も始まっています」
    • 「梅雨明けまであと少し、園内で元気いっぱいに走り回っている子どもたちも晴れ間がのぞくときは外遊びも楽しんでいます」
    • 「蒸し暑い日々が続く中、七夕やプール遊び、夏祭りの準備などをして子どもたちは夏の訪れを喜んでいます」
    • 「ようやく梅雨も明けて晴れ渡る空の下、子どもたちの元気な声が園庭に響き渡っています」

    8月の文例:真夏・暑さ

    8月の園だよりでは、真夏のため、暑さを意識した季節の挨拶文を記載するとよいかもしれません。

    • 「暑い日々が続く中、元気いっぱいに水遊びや昆虫採集など自然とのふれ合いを楽しんでいます」
    • 「セミの声とともに真夏の暑さを感じる日々。たくさん遊んで、水分補給を大切にしながら園生活を楽みたいと思います」
    • 「雲ひとつないさわやかな夏空が広がり、外遊びを楽しむ時間も増えてきました!子どもたちは水遊びなど夏ならではの遊びを通して、元気いっぱいにすごしています」
    • 「じりじりと太陽の暖かさを感じる中で、夏祭りやお泊り会などさまざま行事を楽しむ季節がやってきました」

    9月の文例:残暑・秋の訪れ

    9月の園だよりでは、残暑や秋の訪れなど自然の移り変わりを意識した季節の挨拶文を記載するとよいかもしれません。

    • 「連日、暑さが続いていますが少しづつ秋が近づいてきました。子どもたちは暑さに負けずに元気に遊んでいます」
    • 「夏の暑さも日に日にやわらぎ、日が落ちるのもずいぶん早くなってきています。そろそろ秋の気配を感じる時期ですね」
    • 「季節もどんどん秋に近づき、新年度も半分近くがすぎ、子どもたちのさまざまな成長を感じています」
    • 「朝晩少し涼しくなってきましたが、園内の子どもたちは汗いっぱいに楽しくすごしています」

    10月の文例:秋風・紅葉

    10月の園だよりでは、紅葉などを意識した季節の挨拶文を記載するとよいかもしれません。

    • 「木々の葉が鮮やかに色づき、紅葉の季節。肌寒さを感じながらも子どもたちは園庭で落ち葉拾いを楽しんでいます」
    • 「夏に比べると日が短くなってきましたが、子どもたちはすごしやすい季節の中でのびのびと身体を動かしています」
    • 「気持ちよい秋晴れが続く中、新年度がスタートして、半年がすぎました」
    • 「秋風が心地よい時期。この季節では落ち葉やまつぼっくり、どんぐりなどの自然物とのふれ合いを子どもたちは楽しんでいます」

    11月の文例:秋の深まり・冬の訪れ

    11月の園だよりでは、秋の深まりや晩秋など秋の終わりを意識した季節の挨拶文を記載するとよいかもしれません。

    • 「秋が深まる中で、朝晩の冷えこみとともに晩秋を感じる季節となりました」
    • 「昼夜の寒暖の差を感じる季節となり、子どもたちも秋の深まりを楽しみつつ、笑顔で遊んでいます」
    • 「秋から冬へと変わり、吐く息もだんだん白くなってきました。息の白さを見つめながら、子どもたちは冬の訪れを楽しんでいます」
    • 「風の冷たさが頬をなで、冬の訪れを感じる日も増えてきました。落ち葉を集めながら残り少ない秋の深まりを楽しみながら、自然の移り変わりを感じています」

    12月の文例:寒さ・クリスマス

    12月の園だよりでは、本格化する寒さやクリスマスなどの行事を意識した季節の挨拶文を記載するとよいかもしれません。

    • 「子どもたちが待ちに待った12月がやってきました。「サンタさんさんには何を頼む?」などクリスマスに向けて子どもたちが話しているようです」
    • 「今年もあとわずかです。一年間本当にありがとうございました。寒さが一段と厳しくなってきましたが、子どもたちは楽しく園生活を送っています」
    • 「年の瀬までもう少しですね。園内のクリスマスの飾りを楽しみながら子どもたちは寒さを吹き飛ばすいきおいで笑顔ですごしています」
    • 「ヒンヤリとした冷たい空気を感じる季節。子どもたちが寒さに負けず、元気に遊んでいる姿を見るとたくましく成長した姿を感じます」

    保護者が読みやすい園だよりを作成しよう

    保護者にとって園だよりは園と家庭をつなぐ大切なものです。

    読みやすい園だよりを作成することで、行事スケジュールや子どもたちの成長の変化などを把握しやすいでしょう。

    園だよりを始めて書く場合は、「上手な文章を書けるのか」と不安に感じる保育士さんもいるようです。

    保育士さんは園だよりだけでなく、指導案や連絡帳、個人記録表など書きものが多い仕事のため、さまざまな文章を書いているうちに「いつの間にかよい文章が書けるようになっていた」という方も多いかもしれません。

    多忙な保育業務の中、さまざまな書きものをこなすことは大変かもしれませんが、保護者の立場に立ってどのような内容のお便りが必要なのかを考えながら、読みやすい園だよりを作成できるとよいですね。

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