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保育園の事務員がきつい・大変と感じる事務仕事はICTシステムで軽減できる!

保育園の事務員がきつい・大変と感じる事務仕事はICTシステムで軽減できる! metamorwork/Shutterstock.com
保育現場での人材の離職が懸念される中、保育園の事務員がきつい・大変だと感じる原因とはどのようなものがあるのでしょうか。人材の定着化を目指すためにも、ICTシステムを導入し、環境の改善を考えることも大切でしょう。保育園の事務員がきつい・大変だと感じる要因、ICTシステムがどのように役立つのかを詳しく解説します。

目次

    保育園の事務員がきつい・大変と感じる原因は?

    保育施設の運営において、「保育事務」の存在は欠かせないものです。

    しかし、事務員の方の中には、保育園での業務が辛く、辞めてしまうことも少なくありません。

    なぜ、人気のある職種のひとつである「事務員」が離職してしまうのでしょうか。

    保育園の事務員がきつい・大変と感じる原因について、以下の項目が考えられるでしょう。

    • 過度の業務負担
    • 残業が多い
    • 給料が安い
    • 休暇が少ない
    • 園の雰囲気が悪い

    詳しく解説します。

    保育園の事務員がきつい・大変と感じる原因:過度の業務負担

    一般の企業では、事務、労務、経理、受付などさまざまな担当に分かれて、業務をこなしますが、保育園の事務員は、多種多様な業務を少数で行うことが多いのではないでしょうか。

    保育園の施設の形態や規模によって違いがあるものの、保育料や給食費の集金や保護者対応、自園のHPの更新など、幅広い分野の業務を行うことが求められます。

    その結果、事務員1人に対して過度の業務負担が多くなり、大変さを感じ、離職してしまう場合が考えられるでしょう。

    保育園の事務員がきつい・大変と感じる原因:アナログ作業が多い

    保育施設では補助金の申請や園だより、年間スケジュールなど、さまざまな書類の作成があります。

    保育園の中には昔ながらの手書きや手作業で書類を作っている園も少なくありません。

    園だよりなど保護者へ配るお便りは、手書きによって温かみを感じるものもありますが、
    パソコンやタブレットを活用したほうが作成が早い書類もあるでしょう。

    電子媒体での作業に移行せずに、アナログ作業を継続していることで、業務の時間が長くなり、保育園の事務員はきついと感じる場合があるようです。

    保育園の事務員がきつい・大変と感じる原因:残業が多い

    保育園の事務員は、経理から広報といった幅広い業務やアナログ作業が多いことで、勤務時間が長くなってしまうケースが考えられるでしょう。

    保育士さんも残業時間が長い職種だといわれており、「自分だけ帰宅するわけにいかない」という理由から、遅くまで仕事をしている事務員さんもいるかもしれません。

    市や行政に出す書類の提出期限などもあるため、過度な業務量を長時間労働でカバーしようと、残業が多くなることもあるようです。

    保育園の事務員がきつい・大変と感じる原因:給料が安い

    保育士の処遇がなかなか改善されない今、園の事務員の給与が安く、大変に感じている方もいるかもしれません。

    一般的な事務の仕事だけでなく、経理、広報など多岐に渡る業務の責任量に比べて、給料が安いと、ストレスを感じる方もいるでしょう。

    また、長年働いても昇給せずに、少ない給料の中で生活をしなければならず、離職してしまうケースも考えられます。

    保育園の事務員がきつい・大変と感じる原因:休暇が少ない

    保育園では土日に行事を行う場合も多く、保育士だけでなく、事務員もサポートとして出勤する場合もあるようです。

    有休休暇がついたとしても、園が忙しく、希望に合わせた休暇を取れない事務員さんもいるのではないでしょうか。

    お盆休みなどがない保育園もあるため、一般企業に比べて休日が少ないことも考えられます。

    保育園の事務員がきつい・大変と感じる原因:園の雰囲気が悪い

    仕事をこなす中で、園の雰囲気が悪く、辛いと感じる事務員さんもいるかもしれません。

    保育園ではクラス運営を複数で行うことも多く、保育士のチームワークが大切となる場面も多いものです。

    その中で、なかなか職員同士が上手くいかずに、園の雰囲気が悪いことで、事務の仕事に支障をきたす場合も考えられるでしょう。

    このように保育園の事務員の仕事は、さまざまな場面で大変だと感じることが多い職種かもしれません。

    事務員の負担を軽減し、人材の定着化を目指すためにはどうすればよいのでしょうか。

    保育園の事務仕事にICTシステムが役立つ理由!

    保育園の事務の仕事の負担軽減に役立つ方法のひとつが、「ICTシステムの導入」です。

    厚生労働省においても保育園などでの、ICTシステムの導入による業務の効率化を推進しており、注目が高まっています。

    事務の仕事において、導入することでどのようなメリットがあるのかを詳しく見ていきましょう。

    業務負担の軽減に役立つ

    保育園で働く事務員は、経理から広報までさまざまな分野の仕事を取り組まなければならず、一つ一つの業務負担の軽減が大切になります。

    ICTシステムを導入は、職員の自動計算だけでなく、シフト表の作成、備品の請求書・領収書の発行など、多岐に渡って事務員の仕事をサポートしてくれます。

    手作業で長時間かかっていた事務仕事についても、ICTシステムの活用によって業務時間の短縮につながるでしょう。

    業務管理の簡略化によって効率が高まる

    保育園の事務員は、園児情報を管理することが大切な仕事の一つです。

    特に、登園管理は子どもひとりひとりの体調を把握するために必要な業務であり、保育士と連携して行うことが求められるでしょう。

    ICTシステムを使用すると、出欠の記録を残すだけでなく、保護者との共有事項について記入することで、保育士に情報を伝えやすくなります。

    また、園児情報の管理だけでなく、職員のシフトや給与管理などの機能が備わっているため、さまざまな業務の管理にも役立つでしょう。

    業務が管理が簡略化により、効率的に仕事を進み、事務員の負担の軽減につながることが考えられます。

    情報収集が容易にできる

    保育士不足が解消されない今、ハローワークや求人サイトなどに求人票を出すことも事務員の仕事のひとつでしょう。

    その際に保育士の転職情報や他の保育園の雇用状況などを調べることもあるのではないでしょうか。

    ICTシステムを導入することにより、そういった情報を容易に収集し、まとめておくことは園を運営するうえでも大切でしょう。

    また、複数の園を管理する場合も各園のデータや状況を簡単に共有でき、情報を収集することが可能となります。

    事務作業のミス防止、修正が簡単にできる

    保育施設の事務作業は、早朝保育・延長保育料金の集金や園だよりの作成などの業務が考えられます。

    ときには忙しい中で、「集金を記録していなかった」「記入漏れがあった」などさまざまなミスを起きることもあるでしょう。

    ICTシステムの機能を利用することでミス防止に役立ち、修正も簡単に行えるので、事務員を精神的に支えるうえでも、役立つのではないでしょうか。

    2024年IT導入補助金 7次追加公募受付開始

    7次締切分:2024年10月8日 (火) → 交付決定日:2024年11月22日(金) 予定

    追加公募対象枠:通常枠、インボイス枠(インボイス対応類型)、インボイス枠(電子取引類型)、セキュリティ対策推進枠、複数社連携IT導入枠

    ※確定している募集回のスケジュールになります。以降のスケジュールは随時更新いたします。
    ※一般的に公募が遅くなるにつれて、通過(採択)率が下がるとされているため、お早めの申請をおすすめしております。
    ※手続きに時間がかかるため、締切は弊社ヘルプデスクの受付締切日を記載しております。

    補助金に関するお問合せ

    在宅ワークなどでリモート作業などができる

    近年は在宅ワークで事務仕事に取り組んでいる方もおり、リモートワーク作業に注目が高まっています。

    ICTシステムを導入することで、園に出勤しなくても家で仕事をすることが可能です。

    勤務時間の短縮にもつながるため、効率よく業務をこなすことができるでしょう。

    事務員が保育士のサポートに回ることできる

    保育士不足の園の中には、日常の保育活動のサポートを事務員にお願いする場面もあるでしょう。

    事務員の仕事が忙しいとなかなか手伝う時間がなく、職員同士が気まずい雰囲気になる可能性も考えられます。

    保育士をサポートする時間をもつためにも、ICTシステムによる業務の効率化は必要でしょう。

    また、保育士が逆に事務作業を負担する場合もありますので、事務作業の効率化の実現は保育士と事務員の双方にメリットがあるでしょう。

    保育園の事務員のきつい・大変の解消にキズナコネクト!

    保育園の事務員がきつい・大変と感じる原因や、業務負担を軽減するためのICTシステムの必要性について紹介しました。

    保育園で働く事務員は日々さまざまな業務と向き合い、仕事内容や責任量に負担を感じる場面が多いかもしれません。

    働く環境を整備し、人材の定着化を目指すためにも、保育事務の大変さをICTシステムの導入での解決を検討する価値はあるのではないでしょうか。

    業務の効率化だけでなく、職員間の情報共有もしやすくなり、園全体のサポートに役立つでしょう。

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