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保育士ができる在宅勤務とは?書類作成・レポート・教材準備など
目次
近年、出社せずに自宅で仕事をする「在宅勤務」を推進する企業が増加しています。
主に子どもの保育活動を中心に仕事をこなす保育士さんも、園の休園などで止む終えずに在宅勤務するケースもあるでしょう。
その場合に、どのような業務を任せるべきなのかと迷う経営者の方もいるかもしれません。
オンラインを活用して書類作成やレポート提出、保育活動に向けての教材の準備、ピアノの練習など在宅勤務で可能な業務があるようです。
まずは、保育士さんの在宅勤務の内容について詳しく見ていきましょう。
主な保育士の在宅勤務の内容について紹介します。
保育士さんは、教材を手作りしたり、行事の製作物を作ったりすることも多いかもしれません。
在宅勤務では、以下の内容を参考にして作成するとよいでしょう。
製作活動の準備では、各年齢に合わせて「紙コップに紐をつけておく」、「紙を切り抜いておく」など細かな作業を行うことが考えられます。
在宅勤務中に事前に作っておくと、保育活動がスムーズに進むことにつながるでしょう。
保育士は書き物が多い職種のため、以下のような内容を在宅勤務中に行うとよいかもしれません。
保育や教育の指標である保育所保育指針や、幼稚園教育要領など読み直し、保育計画を作成すると、改めて保育について深く考えることができるでしょう。
短期計画の月案や週案、日案などは実際の子どもたちの様子を見てから記入することも多いため、予想される様子を考えたうえで仮案として、作成しておくとよさそうです。
保育士としてのスキルアップに役立つ課題を出し、レポートの提出を業務化する保育園もあるかもしれません。
課題については、以下のような内容を参考にするとよいでしょう。
職員がどのような考えをもっているのか、改めて知るきっかけになることから、レポートの提出を業務内容に加えるとよいかもしれません。
保育士は子どもたちの前で歌やピアノ、手遊びなどを行うことも多いでしょう。
以下のような内容の実技を練習すると、スキルアップにつながりそうです。
導入練習は、子どもたちがさまざまな遊びに対して、興味や関心を育むためにも大切なものです。
遊びに対してワクワクするような導入方法を在宅中に考え、練習しておくと普段の保育活動に役立つでしょう。
7次締切分:2024年10月8日 (火) → 交付決定日:2024年11月22日(金) 予定
追加公募対象枠:通常枠、インボイス枠(インボイス対応類型)、インボイス枠(電子取引類型)、セキュリティ対策推進枠、複数社連携IT導入枠
※確定している募集回のスケジュールになります。以降のスケジュールは随時更新いたします。
※一般的に公募が遅くなるにつれて、通過(採択)率が下がるとされているため、お早めの申請をおすすめしております。
※手続きに時間がかかるため、締切は弊社ヘルプデスクの受付締切日を記載しております。
休園中などで子どもや保護者へ以下の対応を在宅勤務中に行うことも考えられます。
ただし、個人情報の持ち帰りは個人情報漏えいの観点から、セキュリティ対策を強化したり、持ち帰りを禁止している園もあるため、注意事項を共有する必要があるでしょう。
在宅勤務中に職員同士でスキルアップを図ったり、交流を深めたりするためにオンラインで研修や会議をするとよいでしょう。
在宅勤務中は、職員同士がコミュニケーション不足になり、孤独を感じる保育士さんも多いかもしれません。
意識的にオンライン上でやり取りを増やし、不安がある場合は相談できる体制などを作って、職員の精神的なケアもしっかり行いましょう。
パソコンを通じて、子どもたちに手遊びをしたり、保護者に向けて挨拶したりと動画配信を考えている園もあるようです。
在宅勤務中に配信に向けて、動画制作を任される保育士さんもいるでしょう。
子どもたちが休園中なども楽しくすごすことができるように、HPでの配信などに積極的に取り組み、家庭と連携することも大切な仕事のひとつかもしれません。
保育士の在宅勤務を管理するために気をつけることを紹介します。
保育業務は園児や保護者の個人情報を扱うことが多いため、情報漏洩を防止することが大切です。
在宅勤務の場合は、個人情報は持ち帰らずにできる業務を中心に仕事をするとよいでしょう。
また総務省では、テレワークセキュリティガイドラインの資料を用意し、経営者が実施すべき対策なども記載しています。
このような資料を参考にして、安心・安全に業務を行うことができるように配慮していきましょう。
保育士さんの中には、慣れない在宅勤務に対して不安を抱く方もいるかもしれません。
あらかじめ、一日の業務の流れや連絡手段についてきちんと説明を行い、安心して仕事ができるように環境を整備することは大切でしょう。
また、パソコンなどの設定が上手くいかずに、業務がスムーズに進まない場合もあるかもしれません。
あらかじめ、PC設定などに詳しい職員や外部に相談できる窓口があるかなどの確認を行い、トラブルがあった場合も対処できるように準備しておくとよさそうです。
在宅勤務での業務の遂行状況を管理することは重要です。
始業・終業の勤怠はもちろん、各職員の業務内容をきちんと把握するために定期的に報告できるようなツールを用意しておくとよいかもしれません。
また、在学勤務中に作成した製作物などを写真に撮り、職員同士で共有しておくと保育活動を行う際に、役立つでしょう。
業務遂行状況の管理する中で、連携が上手くとれるように配慮することも大切かもしれません。
保育士の業務は、書類作成や教材の準備など在宅勤務で行うことができる仕事も多いようです。
在宅勤務中のトラブルが起きた場合に対処できるように、あらかじめPC設定や管理体制、ソフトやツールの取扱い方法などを確認しておくとよいでしょう。
個人情報漏洩などにも充分に気をつけたうえで、作業が効率的に進むように配慮するとよいかもしれません。
保育士の在宅勤務は緊急時に行うことも考えられるため、業務の切り替えがスムーズに行われるように、準備しておきましょう。
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