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意外と知らない保育士のポジション・役職を知ってキャリア・アップ!

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保育士のキャリアアップや処遇改善を目的につくられた「処遇改善等加算Ⅱ」というしくみによって、保育士の役職が新たに追加されたのをご存知でしょうか。これまで保育士は、園長や主任保育士という役職が一般的だったでしょう。意外と知らない保育士のポジション・役職について、政府の資料を参考に解説します。

目次

    保育士のポジション・役職はどれくらいあるの?

    保育士にはどれくらいのポジション・役職があるのかご存知でしょうか。

    一般的に保育士の役職やポジションは、園長や主任保育士のみ、というイメージが強く、

    若手保育士や中堅保育士にとってキャリアアップしにくい状況だったかもしれません。

    そこで政府は処遇改善等加算制度をつくり、その中にある「処遇改善等加算Ⅱ」というしくみによって、

    • 職務別リーダー
    • 専門リーダー
    • 副主任保育士

    以上のポジション・役職を新たに追加しました。

    内閣府「平成 30 年度 子ども・子育て支援新制度 市町村向けセミナー資料p36」によると、

    このしくみは、保育士の専門性の向上を図り、技能や経験に応じてキャリアアップを構築することを目的につくられたもので、

    キャリアアップによって処遇改善が期待できるしくみと説明しています。

    ただし、キャリアアップのしくみを構築するためには、

    都道府県等が実施する「キャリアアップ研修」を習得しなければなりません。

    保育士のキャリアアップ研修は、

    • 乳児保育
    • 幼児教育
    • 障害児保育
    • 食育・アレルギー
    • 保健衛生・安全対策
    • 保護者支援・子育て支援
    • 保育実践
    • マネジメント

    以上8種類があり、分野別の研修となっています。

    処遇改善等加算Ⅱによって新たに追加された職務別リーダー、専門リーダー、副主任保育士には、

    それぞれ対象となる条件があったり、習得が必要となる研修も異なるようです。

    意外と知らない保育士のポジション・役職について、どのような特徴や役割があるのかみていきましょう。

    また、どうすればキャリアアップできるかについても解説していきます。

    保育士のポジション・役職①職務分野別リーダー

    処遇改善等加算Ⅱによって新たに加わった保育士のポジション・役職に、「職務別リーダー」があります。

    職務分野別リーダーは、

    • 乳児保育
    • 幼児保育
    • 障害児保育
    • 食育・アレルギー対応
    • 保健衛生、安全対策
    • 保護者支援・子育て支援

    といった、専門的な分野におけるリーダーという役割があります。

    内閣府「処遇改善等加算Ⅱに関する参考資料(平成29年度における状況」によると、職務分野別リーダーを目指す場合、

    • 保育士としての経験年数がおおむね3年以上ある
    • 担当する職務分野のキャリアアップ研修を修了すること
      (乳児保育、幼児教育、障害児保育、食育・アレルギー、保健衛生・安全対策、保護者支援・子育て支援)
    • 研修修了後に職務分野別リーダーとして発令されること

    以上が要件が必要と説明しています。

    また、上記の要件を満たし、職務分野別リーダーとして発令されれば、月額5千円の処遇改善となります。

    職務分野別リーダーは、保育士としての経験年数おおむね3年以上の職員が目指すことができるので、

    若手保育士でもキャリアアップを目指しやすいという特徴がありますね。

    保育士のポジション・役職②専門リーダー

    処遇改善等加算Ⅱによって、保育士のポジション・役職に「専門リーダー」が新たに追加されました。

    専門リーダーは、現場のプロとして頼れる立場のベテラン保育士であるといえるでしょう。

    専門リーダーの役割としては、園によっては、

    乳児クラスや幼児クラスのリーダーとして配置されることや、0歳児の主任などを担う場合もあるようです。

    内閣府「処遇改善等加算Ⅱに関する参考資料(平成29年度における状況)」によると、専門リーダーを目指す場合、

    • 保育士としての経験年数概ね7年以上であること
    • 職務分野別リーダーを経験していること
    • キャリアアップ研修うち、4つ以上の分野の研修を修了していること
    • 研修修了後に、専門リーダーとしての発令されること

    以上の要件を満たす必要があるとしています。

    また、専門リーダーとして発令されれば、月額4万円の処遇改善となります。

    職務分野別リーダーを経験し、保育士としての経験年数が7年以上が対象者となると、専門分野の知識が豊富であるかつ、

    保育士としての経験も非常に豊富な保育士であるといえるため、新人保育士や若手保育士などをサポートできる立場であるともいえそうですね。

    保育士のポジション・役職③副主任保育士

    処遇改善等加算Ⅱが導入されたことで、保育士のポジション・役職に「副主任保育士」が加わりました。

    副主任保育士は、若手保育士や中堅保育士等と主任保育士の間の立場となります。

    主に、主任保育士のサポートをしながら、新人保育士や若手保育士の育成などの役割があります。

    内閣府「処遇改善等加算Ⅱに関する参考資料(平成29年度における状況)」によると、副主任保育士を目指す場合、

    • 保育士としての経験年数概ね7年以上であること
    • 職務分野別リーダーを経験していること
    • キャリアアップ研修におけるマネジメント+3つ以上の分野の研修を修了すること
    • 研修終了後、副主任保育士としての発令

    以上の要件を満たす必要があるとしています。

    副主任保育士は、専門リーダー同様、副主任保育士としての発令されれば、月額4万円の処遇改善となります。

    さらに副主任保育士の場合、必要となるキャリアアップ研修はマネジメント研修の習得を必須とし、

    さらに3つの研修を修了しなければなりません。

    専門的な分野においても知識や経験が豊富であるかつ、新人保育士や若手保育士などへの育成の強化を図り、

    主任保育士をサポートしていく副主任保育士。

    副主任保育士という立場は、主任保育士や園長へキャリアアップの下準備といえそうですね。

    保育士のポジション・役職を理解して、キャリアアップや処遇改善に活かそう

    処遇改善等加算Ⅱによって、新たに追加された保育士のポジション・役職について紹介しました。

    冒頭にお話したように、これまで園長や主任保育士のみしか役職が存在しておらず、

    若手保育士や中堅職員にとってはキャリアアップが目指しにくい状況だったかもしれません。

    しかし、職務分野別リーダー、専門リーダー、副主任保育士と役職が増えたことで、

    キャリアパスが明確になり、若手職員や中堅職員もキャリアアップがしやすい環境となったでしょう。

    それぞれポジション・役職を目指すためには、経験年数やキャリアアップ研修の習得が必要になるものの、

    キャリアアップがしやすくなれば、自身のスキルの向上を図るだけでなく、処遇改善にもつながってきます。

    保育士のポジション・役職を知って、保育士としてのキャリアアップにつなげましょう。

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