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保育園のお遊戯会や生活発表会って何するの?’23年開催スケジュール・ねらい・演目一覧
目次
保育園の「お遊戯会」と「生活発表会」は歌や劇、ダンス、合奏などを子どもたちが保護者の方の前で披露して、園児の成長をともによろこびあう場になります。
多くの保育園で定番の行事として愛され、子どもたちは劇のセリフを覚えたり、楽器を演奏したりと練習に取り組みます。
基本的には園内のホールなどで開催されるもので、保護者の方を招いて衛生管理に気をつけながら実施します。年少・年中・年少さんと学年ごとにプログラムを組んで時間を分けて招待することも多いようです。
開催時期は主に11月~12月、または2月~3月の学期末に行う園が多いでしょう。
練習期間を考えて運動会時期と重ならないように調整して開催されます。
保育園がお遊戯会や生活発表会を開催するねらいは以下の通りです。
子どもたちが一つの演目に取り組み、歌ったり踊ったり、成長した姿を保護者の方に披露することが大きなねらいになります。
「元気よく笑顔で踊っている」「劇でセリフを一生懸命話している」など子どもの姿に感動する保護者の方は多いでしょう。
保育園側は行事の準備をしたり、運営方法を話しあったりと園児が日ごろの練習の成果を発揮できるように、開催に向けて取り組みます。
生活発表会やお遊戯会に向けて子どもたちは一生懸命練習を重ねることでしょう。
目標をもって取り組み、少しずつ色々なことにチャレンジすることで自信につながります。
また、子ども同士で一つの演目に取り組むと、達成感や一体感を共有することができるでしょう。行事を通して「協調性」「社会性」などを育むきっかけにもなります。
7次締切分:2024年10月8日 (火) → 交付決定日:2024年11月22日(金) 予定
追加公募対象枠:通常枠、インボイス枠(インボイス対応類型)、インボイス枠(電子取引類型)、セキュリティ対策推進枠、複数社連携IT導入枠
※確定している募集回のスケジュールになります。以降のスケジュールは随時更新いたします。
※一般的に公募が遅くなるにつれて、通過(採択)率が下がるとされているため、お早めの申請をおすすめしております。
※手続きに時間がかかるため、締切は弊社ヘルプデスクの受付締切日を記載しております。
行事で発表するダンスや劇、合奏を楽しむと子どもたちの感性を養うことにつながります。楽器の使い方を知ったり、歌のリズムに気をつけたりと子どもたちが始めて経験することも多いもの。
子ども同士で教え合ったり、話し合ったりすることで仲間と表現する楽しさを感じることができるでしょう。
ここで行事当日までのスケジュール例について見ていきましょう。
3カ月~2カ月 :前保育園で当日に向けたスケジュール作成
1カ月半~1カ月前:演目の練習開始(保護者に向けた説明会を開く場合あり)
1~2週間前:総練習・本番に向けてリハーサル開始
前日:会場設営
当日:開催
上記は一例のため、保育園によってスケジュールは異なるでしょう。準備に時間がかかる園では新年度が始まる4月に演目や行事の進め方を決める園もあるようです。
保育園は子どもたちの年齢にあわせてお遊戯会や生活発表会の演目を決定します。年齢別の主な演目について見ていきましょう。
0歳児~1歳児クラスは寝ていたりハイハイしたり、月齢によって発達に違いがある時期でしょう。先生とステージに立つことも多いでしょう。日常の保育の延長上の中で、練習ができるものを演目に取り入れるとよいですね。
お名前呼びは定番。1年を通して繰り返しうたう歌や手遊びなどを取り入れると、子どもたちも親しみをもって楽しめそうです。
2歳児~3歳児クラスは言葉が増え、自分の身の回りのことが少しずつできるようになる時期かもしれません。友だちとコミュニケーションを取りながら楽しめる演目にするとよさそうですね。
保育園では普段の子どもたちの様子を見て意欲的にチャレンジできる演目を用意することでしょう。合唱や合奏は自分たちで作った手作り楽器などを使うこともあるようです。
4歳児~5歳児クラスは生活習慣が身につき、遊びの幅も広がる時期でしょう。演目を決める際も、子どもたちと相談して決める保育園もあるようです。
保育園によっては跳び箱や縄跳びなど運動を取り入れた演目を行う園もあるようです。子どもたちの様子を見て、配役やセリフが多い劇も挑戦する園が多いかもしれません。
保育園のお遊戯会や生活発表会に向けて準備するポイントを紹介します。
行事に参加する際、なにを準備するべきか気になる方もいるでしょう。
保育園に「スケジュール」や「必要なもの」をあらかじめ確認することが大切になります。
年間行事表などでお遊戯会や生活発表会の日程をチェックしましょう。また、当日の一カ月前あたりから子どもたちは練習に取り組むようです。仕事などの都合上で当日に見ることができない方向けに「総練習」に保護者を招待する園もあります。
園だよりやクラスだよりで行事の情報をよく確認することも大切になりますね。
お遊戯会や生活発表会に使用する「子どもたちの服や小物を全て家庭で用意するの?」と不安を抱く保護者の方もいるかもしれません。
保育園から手作りの衣装を頼まれる場合もありますが、仕事が忙しい方も多いことを考慮して園にあるものを使用することも多いようです。
また、子どもたち自ら手作りした帽子や楽器を使うこともあるため、保育園に確認するとよさそうです。
保育士さんは、行事に向けて計画を立てたり、おたよりを作成したりする必要があるでしょう。演目の決定に時間がかかることもあるようです。子どもたちがスムーズに活動を進められるように、準備するポイントをまとめておくとよいでしょう。
まず、行事に向けてきちんと段取りを決めて取り組むことが大切になります。演目の決定、や練習スケジュール、備品の発注など明確にすることが必要でしょう。
保育園の中にはICTシステムと呼ばれる電子システムでスケジュール表を作成する園もあるようです。子どもたちの出席管理や情報管理も一括にできることから、利用する園も多いかもしれません。
お遊戯会や生活発表会に向けた職員の役割分担は、円滑に準備を進めるために大切なことでしょう。備品発注や当日の司会進行、園便りの作成など役割をわけて、保育士同士が協力できるような体制を作る必要があります。
中には新人育成や地域の交流会などで忙しい方もいるかもしれません。業務バランスを考えて役割分担することも重要ですね。
計画に合わせて子どもたちが楽しく活動できるように月案・週案・日案と指導案を作成します。劇やオペレッタは場面が分かれることが多いことから、活動の進め方や声かけポイントを詳しく記入するとよさそうです。
行事に必要な小物・衣装の準備を保護者にお願いすることもあるでしょう。仕事が多忙な方のことも考えて、早めにおたよりで伝えられるとよいですね。
保育園によっては説明会を開いて、当日に向けたスケジュールや必要なものを伝える園もあるようです。
保育園のお遊戯会や生活発表会を楽しみにしている子どもや保護者の方は多いことでしょう。1年間の保育活動の中でも大きなイベントのひとつとなります。
行事の様子を見て入園する保育園や幼稚園を決めるご家庭もあるようです。
子どもたちの成長をともによろこびあい、楽しい場となるようお遊戯会や生活発表会に向けて取り組んでいきましょう。
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