保育士バンク!コネクトを導入いただいた保育園・幼稚園の声をご紹介します。
職員配置人数管理の効率化で、保育の質の向上・売上アップに成功
株式会社amici キッズ学園スコヤカ
施設長 古賀様、連携推進員 下村様
(取材当時)
古賀さん(冒頭画像右)「一番の課題は職員の配置人数の計算でした。私は認可外保育園の運営にも携わっていたことがあるのですが、今までずっと手計算で算出する方法で管理してきたので、とにかく手間と時間がかかっていました。
安心・安全な保育を行うという点はもちろん、基準をはるかに超えて配置してしまったら人件費の無駄遣いになってしまう。経営的観点からも課題だと感じていました。
また、自分で計算した人数に対して『本当にあっているのだろうか?』『監査で指摘されてしまったら…』と不安に思い、寝れない夜も正直ありました。監査で指摘されてしまったら運営に必要な助成金などももらえなくなってしまうので…。
どうにかしなければと思っていたときに、保育士バンク!コネクトさんからお声がけいただきました」
古賀さん「職員の配置人数の計算については、保育士バンク!コネクトの導入により手計算とは比べ物にならないほど楽になりました。園児の登園予定の人数と時刻、職員のシフトを入力すれば自動で計算してくれるので簡単ですよね。
今は、情報の入力は下村さんにお願いしているので、私の作業は確認のみ。今までは1年間分毎日調整しなければいけなかったのが、月に1回、1時間ほどの確認作業のみで終えることができます。
監査の際も一度月次でまとめているものを、少し調整・確認をして提出すればいいだけなので、安心ですし手間もかかりません。日常の作業と監査の準備がリンクしているのは非常に便利ですね。
手計算の頃は、間違ってはいけない不安や焦燥感で精神的にもつらかった。保育士バンク!コネクトの導入は作業時間の削減はもちろん、精神面での負担の軽減にもつながっていますね」
下村さん(冒頭画像左)「現場の先生たちは、お知らせ配信と写真管理機能を活用しています。お知らせ配信機能では、園から保護者へのお知らせを簡単かつすぐに配信できるので便利です。大雪が降ったときの対応といった突発的な連絡から園外保育の事前アナウンスまで、さまざま情報を配信していますね。
また、月極保育の園児に限り写真管理機能を使って、保育中の写真を月に一度アップロードし保護者に共有しています。イベントごとにアルバムの作成が可能で分かりやすく、写真もダウンロードできるので保護者からもとても喜ばれています」
古賀さん「職員管理においても、シフト作成や休暇管理など分かりやすくて使い勝手のいい機能が多いので重宝しています。うちでは塾の運営も行っているのですが、塾の事業でも導入できたらいいなと考えていますね。
保育士バンク!コネクトは、現場目線で機能を開発してくれていると感じています。どんなに優秀なシステムでも、現場で使わなければ意味がないですから。その点、保育士バンク!コネクトでは現場で本当に使う機能のみ搭載していることに加え、保育に必要な機能がひと通りそろっている。ときには、要望を伝えるとシステムを改善してくれることもあるので、非常にありがたいですね」
古賀さん「経営的な側面だと、園児管理や職員管理などに割く時間が少なくなったことで、それ以外の仕事、私の場合は経営に関する戦略を練る時間に充てることができるようになったのは、導入してよかった点です。
事実、塾の運営にリソースを割けるようになったので、数千万単位で売上がアップしました。
現場の職員の場合も同じです。園長先生や主任の先生が管理業務を兼務している園も多い中で、当園では主に施設長である私と連携推進部で管理業務を行っています。園長も管理業務を担っていますが、ごく一部ですし、私も確認作業のみです。
園長先生や主任の先生は、保育の中身や質の向上、保育士一人ひとりのマネジメントに注力してほしい。実際、先生たちが保育に集中でき、個性や強みを活かせるような環境になっていると思いますね。
また、初期導入時から利用中に至るまで、サポートが手厚いのも保育士バンク!コネクトの魅力。分からないことがあると電話はもちろん、園に来てくれてこともあり安心して利用し続けることができています。初期導入時にはこちらから連絡せずとも、困りごとがないかこまめに連絡してくれたのも嬉しかったですね」
古賀さん「保育園の運営も合理化して、適切な部分にきちんと時間やお金を投資できる状況をつくり、経営として成立させることが必要だと思っています。そのためには、ICTシステムは必要不可欠です。
また、いまの日本では、核家族化や共働き家庭が増加していて、周囲に子育てを手伝ってくれる人がいなかったり、子育て知識を得る機会がないまま親となった保護者の方も多いです。
そのような現状で、子どものたちの成長を支え未来につないでいく保育士の仕事は、専門性が非常に高いと言える。それなのに、労働環境が改善されず保育士を辞めてしまう人も多いのです。
子どもと保護者のために保育士になっという方がほとんどかと思います。最初に抱いた夢や目標を達成させてあげられるように、ICTシステムを活用することで保育士が本来やるべきことにめいっぱい集中できるような環境を整えていきたいです。
保育のICT化という広い視野でみると、今後は、午睡中の呼吸や脈拍をモニタリングするシステムなど、事務作業以外の部分のあらゆる面でICT化が進んでいくことを期待しています。保育士離れを少しでも食い止めるためにも、テクノロジーの力を借りて労働環境を改善していきたいですね」