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第1回キズナコネクトユーザー会を開催しました!
いつも「KIDSNAキズナコネクト」をご利用いただき誠にありがとうございます。この度、第1回キズナコネクトユーザー会を開催いたしました。
今回はその様子をご紹介させていただきます。
ユーザー会ではまずはじめに、私たちキズナコネクトチームが日々どのような想い・信念を持ってサービスを提供しているか、
ユーザーの皆様にお話させていただきました。
キズナコネクトの運営とともに、弊社で運営している保育士専門の就職・転職支援サービス「保育士バンク」を通して、
が可能であること、キズナコネクトという間接的ソリューションによって、施設の課題を解決し、最終的に保育士の人材不足を解消につなげる
という想いで、日々運営していることなど、キズナコネクト誕生の背景を紹介させていただきました。
サービス開始当初は、管理画面に機能アイコンが5つほどしか並んでおらず、少しさみしい見た目となっていましたが、
そこから開発のスピードも格段にアップ!
<サービス開始当初(2017.4)>
<現在(2019.9)>
保育現場の業務負担を減らすべく邁進してきた、これまでの振り返りもさせていただきました。
ここからは、実際にiPadを使って「保育料管理」と「労務管理」の2つの機能について紹介させていただきました。
保育料管理については、保育・幼児教育無償化を受けて、園児ごとの保育料の設定や給食費の徴収など、
施設で徴収する保育料の管理が複雑化します。
キズナコネクトの保育料管理機能では、階層区分や延長保育、備品の費用など、園児ごとに管理することが可能なため、
複雑な作業が一切不要となります。
今回は、デモ画面を見ながら、園児様のパターンごとの設定の仕方、使い方の例、スムーズに管理するためのコツとともに、
操作・設定・管理のしやすさを実感していただきました。
労務管理については、働き方改革が進むなかで、有給休暇の義務化、残業削減の必要性が高まっています。
キズナコネクトの労務管理機能では、総労働時間や法定内残業時間、遅刻・早退の時間など勤怠データの詳細を算出することができるため、
職員の適正な労働時間の把握が手間なく行えます。
さらに、働き方改革の施行を受けて、先日新しく、有休・代休の付与や残数管理ができる「休暇管理機能」がリリースされました。
変形労働制やシフト勤務で複雑化してしまう保育現場の労務管理。休暇管理については特に、労働時間や日数、
勤続年数で変わる有給休暇の付与への対応についてご質問いただきました。
休暇管理機能につきましては、職員ごとに有給休暇の付与日数を設定することが可能です。
機能紹介後は、パネリストとして、実際に多くの機能をご利用いただいている、株式会社アヴェ二エールふるーる保育園園長の榛葉様に
ご参加いただき、キズナコネクト事業責任者の水谷とパネルディスカッションをしていただきました。
(モデレーター:キズナコネクトサポートデスク長谷川)
水谷:KIDSNAコネクトを導入前の課題は、どのようなものだったのでしょうか?
榛葉様:園児の登降園管理と職員の勤怠管理が一番の課題でした。記入漏れやミスも発生していたので、作業量が膨大で…。
水谷:実際にそういった課題を抱えているという法人様のお声は多く耳にしておりますが、ICTシステムの導入に関しては、
抵抗感をお持ちの職員の方もいらっしゃったのではないでしょうか?
榛葉様:そうですね。ICTシステムは「難しい」「わかりづらい」というイメージがあったようです。でも実際に導入してみると、
非常にシンプルで簡単なので、わかりやすくて操作しやすかったですね。
マニュアルを見なくても、ボタン一つで操作を進められるので、使い方を習得するのも簡単でした。
水谷:確かに、「直感的に操作できて使いやすい」という法人様は多くいらっしゃいます!
長谷川:現在は、主にどちらの機能をご利用いただいておりますでしょうか?
榛葉様:現在は、登降園管理機能と職員の勤怠管理機能を主に利用しています。加えて、園によってはシフト管理とお知らせ配信も使っています。園全体では、各園ごとに月に1回写真共有機能を使って、保護者の方に写真をお送りするようにしています。
水谷:操作に関しては、習得するために工夫したことなどありましたか?
榛葉様:やはり、実際に操作してみて覚えていくことが一番でしたね。困ったことがあればサポートの方にすぐにお電話しています(笑)
非常に丁寧に親切に教えていただけるので、慣れていくのに時間はかからなかったですね。
水谷:写真共有機能については、保護者の方々からはどのような反応があるでしょうか?
榛葉様:保護者の方々からは、普段の保育中の様子は、なかなか見ることができないので嬉しいといった声をいただいています。
どんな様子で、どんな表情ですごしているのか、実際に写真で知ることができるので、好評ですね。
水谷:キズナコネクトでは、労務管理機能を中心にご利用いただいている法人様が多くいらっしゃるのですが、今のお話をお伺いして、
改めて写真共有機能をアピールしていきたいと感じました。貴重なご意見ありがとうございます!
長谷川:キズナコネクト導入前と後で比較して、改善されたことや意外と便利だと感じる機能はありましたでしょうか?
榛葉様:やはり、業務の効率化が実現したことが、導入して良かったと感じるポイントですね。
手作業で行う集計業務など、複雑な業務が簡素化されました。
運営していく視点で考えると、結局「時間=経費」。
そういう意味では、「業務効率化」「簡素化」が実現できたことは、一番の改善点といえますね。
使ってみて意外に便利だと感じたのは、シフト作成機能です。
うちは勤務パターンが多いので、ICTシステムを使うと逆に手間がかかると思っていたのですが、
キズナコネクトのICTシステムにあるシフト作成は、一度シフトパターンを作ってしまえば、ボタン一つで設定できます。
また、日次でシフトも出力できるので、その日どこのクラスにフォローに入るべきなのか、フリーの先生が確認しやすくなりました。
水谷:たくさんの機能をご活用いただいており、大変ありがたく感じております。
最後に、保育園でICTシステムを活用することによって、実現したい世界観についてお伺いさせてください。
例えば、法人様のなかには、ICTシステムを導入したことにより、子どもたちが機械に接するきっかけになっているというお話もお聞きしました。
榛葉様:保育の中にICTを活用するのはまだまだ難しそうですが、ICTを活用することで、
保護者の方との密なコミュニケーションにつなげたらと思っています。
例えば、HPにブログや掲示板のようなものを設け、園側から情報を発信したり、保護者の方がコメントできる機能など。
現在もできるとは思いますが、従来のものよりももっと、管理が簡単になればよいなと思います。保育園のHPは時間をかけられない現状から、
シンプルなものが多いですが、もっと充実させて盛り上げたいですね。
その他にも、
「うちは写真共有機能とお知らせ配信機能を利用して、毎日園の様子をお知らせしています!」
「現場から本部への問い合わせがほんとんどなく、園長先生たちも使いやすいようです!」
など、パネリストの方々だけでなく、ご参加いただいた他法人様の代表者様からも、さまざまなご意見をいただけた、貴重なお時間となりました。
パネルディスカッションの後は、休憩を挟み、参加者の方々と開発に携わるエンジニア、営業、サポートによる質疑応答を行いました。
質疑応答では、参加者の皆様から、ICTシステムを使った職員の交通費管理や有給休暇のアラート機能など、
実際に運営に携わる中でのお悩みに紐づくご要望やご提案をいただきました。
なかでも、ユニークだったのが「顔認証機能による打刻」のご提案。写真加工アプリとの連携で、
打刻時に子どもの顔が動物に加工されたらおもしろい、というような遊び心のあるご提案をいただきました。
和やかな雰囲気でフランクに進んだ質疑応答タイム。
いただいたご要望やご提案は、真摯に受け止め、更なるサービス向上に努めさせていただきたいと思います。
質疑応答タイムの後は、懇親会。食事を楽しみながら、スタッフや他法人様とのご交流など、活発な情報交換の場となりました。
普段なかなか関わることのできない開発担当と、どういったところにこだわって作っているか、現場としてはどういった機能が求められているか…などを雑談ベースでお話されている方々もいらっしゃいました。
他にも、懇親会の中ではこんな話題で盛り上がりました!
などなど、キズナコネクトのことから普段の保育のことまで、あらゆる話題で盛り上がった楽しいひとときとなりました。
キズナコネクトのリリース以降、初の試みであった「ユーザ―会」。
企画・運営をさせていただいたカスタマーサポートチームを始め、スタッフ一同、
どのような会になるか…と期待と緊張の入り混じる中スタートいたしましたが、
ご参加いただいた皆様との活発な意見交換を行うことができ、有意義な時間となりました。
大変ありがたいことに、ご参加いただいたみなさんの満足度は100%!大盛況のうちに終了いたしました。
ご参加いただきました皆様、お忙しいところ本当にありがとうございました!!
この結果を受け、第2回目以降のユーザ―会の開催も検討しております。今回のユーザー会にご参加いただけなかった方も、
次回の開催が確定いたしましたらご案内をお送りさせていただきますので、ぜひともご参加ください。
今後もより良い会となるようスタッフ一同努めてまいります。
キズナコネクトは、保育園を始めとする保育関連施設の運営に携わっていらっしゃる皆様の業務負担の削減を目指し、
今後もシステム運用のお手伝いや機能の開発を行ってまいります。
ユーザ―会以外に、随時サポートデスクにてお電話を受け付けております。
ご不明な点やご要望などがございましたら、お気軽にサポートデスクまでお問い合わせくださいませ。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!