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ICT補助金、IT導入補助金とは。保育の現場の効率化を実現する制度について

ICT補助金、IT導入補助金とは。保育の現場の効率化を実現する制度について
保育園や幼稚園のICT化が進んでいる中、ICT補助金、IT導入補助金について知りたい方は多いのではないでしょうか。補助金を活用すれば、コストを抑えてITツールを導入することができるかもしれません。補助金がいくらでるのか、対象となるITツールはどのようなものなのか、経済産業省の資料をもとに解説します。

目次

    ICT補助金とは

    ICT補助金とは、保育の現場を効率化するシステムの導入に必要な費用の補助を受けることができる制度です。厚生労働省が実施しており、各自治体によって金額や条件が異なります。自治体によっては予算の都合上補助金がない地域もあるようです。

     

    出典:保育現場のICT化・⾃治体⼿続等標準化等について/経済産業省

     

     

    chainukool/shutterstock.com

    対象施設
    ICT補助金の対象となる施設は認可保育所、認証保育所、小規模認可保育所、認定こども園などがあげられます。各自治体によっては、幼保連携型認定こども園や、児童福祉法第35条第4項の規定により設置された保育所など、対象となる施設が異なる場合がありますので、自治体に事前にお問合せしておくとよいでしょう。

    対象となるITツール
    補助金の対象となるITツールには条件が設定されている場合があります。園児台帳、計画指導案、保育日誌の作成機能に加え、登園降園の管理機能、保護者との連絡機能など、保育園の業務が効率化されるための機能が備わっていることが条件と設定されている自治体が多く見られます。
    また、単に業務の簡略化を図るだけのものではなく、保育士や保護者にとって、必要な情報等が把握できる仕組みとなっているなど、保育の質の向上にも配慮されているものでなければならないとされている自治体もあります。
    ITツール導入の条件も各自治体によって異なる場合がありますが、条件を満たしていれば、PCなどのハードウェアも補助金の対象に含まれるようです。

    補助額
    自治体によって異なりますが、1施設あたり最大100万円の補助金が支援される自治体もあるそうです。補助率も自治体ごとに異なるようです。

    出典:保育園等におけるICT化推進等事業(ICT化分)/経済産業省

     

    IT導入補助金とは

    IT導入補助金も、ITツールを導入する際に国から補助金が支援される制度です。経済産業省が実施しており、国が補助金を支援し、企業がITツールを導入しやすくすることで、生産性向上、業務の効率化を実現しやすくする目的があります。

    対象企業
    主な対象は保育を含む幅広い業界の中小企業・小規模事業者になり、企業規模や従業員数など対象条件が設けられています。

    保育業界での補助金支援事例
    保育業界では情報共有・連絡ツールの導入支援が事例としてあり、実際に帳票・書類作成をIT化し、書類作成・提出までの時間が短縮されたそうです。待機児童の解消にむけて保育のICT化が推進されているため、今後もIT導入補助金を活用する保育園や幼稚園は増えていくと予想されています。

    出典:かんたん解説!IT導入補助金2019/一般社団法人 サービスデザイン推進協議会

    対象となるITツール
    補助金の対象となるシステムやサービスはあらかじめ指定されています。導入したいITツールがあったとしても、IT導入補助金事務局に登録されていなければ、補助金の対象にはなりません。また、PCなどのハードウェアは補助の対象にはなりません。その他リース料金や広告費も補助金の対象外です。

    出典:IT導入補助金2019/一般社団法人 サービスデザイン推進協議会

    出典:P9/かんたん解説!IT導入補助金2019/一般社団法人 サービスデザイン推進協議会

    補助金額
    IT導入補助金にはA類型とB類型の2種類の申請パターンがあります。IT導入補助金を活用するには、ITツールの機能をまとめて導入する必要があり、導入する機能の数や組み合わせによってA類型とB類型に分かれます。
    A類型の場合は下限40万円、上限150万円となり、B類型の場合は下限150万円、上限450万円とされています。補助率は2分の1ですので、もし100万円のITツールを導入する場合は、50万円が支援されることになります。また、IT導入補助金は年度によって補助額や、申請期間が変わるため注意が必要です。

    出典:かんたん解説!IT導入補助金2019(P11)/一般社団法人 サービスデザイン推進協議会

     

    ICT補助金とIT導入補助金の違い

    では、ICT補助金とIT導入補助金の違いについてご紹介します。

    管轄
    ICT補助金は厚生労働省が管轄しており、補助額や申請時期などは自治体によって異なります。IT導入補助金は経済産業省が管轄しており、保育のほかにも幅広い企業が補助金の対象となっています。

    対象支援ツール
    ICT補助金においては各自治体が設定した条件を満たしていれば、PCなどのハードウェアの購入も補助金の対象になる場合がありますが、IT導入補助金は対象外となります。

    補助率
    ICT補助金は経費の4分の3までが支援の対象になることが多いようです。IT導入補助金は2分の1を補助します。

    ICT補助金とIT導入補助金は併用できるの?

    ICT補助金とIT導入補助金は基本的に併用できないとされていますが、補助対象となる事業内容が重複しない場合は申請が可能となるようです。

    出典:「サービス等生産性向上IT導入支援事業(IT導入補助金)/一般社団法人サービスデザイン推進協議会

     

    コストを抑えて保育の現場を効率化

    ICT補助金、IT導入補助金はともに保育現場の効率化を推進する補助制度です。保育の業務を改善したい保育園や幼稚園にとってはコストを抑えてITツールを導入することができるよい機会でしょう。補助金支援活用によってICTの導入が進めば、保育の現場の業務効率化が期待されます。その結果、待機児童解消にむけて保育士の人材確保や保育の質の向上につながるといわれています。

    ICT補助金とIT導入補助金では補助額や支援条件、時期などは異なりますので、各園に合った補助制度を活用して保育の業務を効率化させてみてはいかがでしょうか。

    KIDSNAコネクトは両補助金制度に対応
    KIDSNAコネクトはICT補助金、IT導入補助金のどちらにも対応している保育の業務管理ツールです。コストを抑えつつ、ITツールを導入して業務の効率化をしたい場合は、KIDSNAコネクトをご検討してみてはいかがでしょうか。

    ICT補助金は自治体によって制度内容が異なり、IT導入補助金は年度によって補助金額、申請期間等変更があるため、どちらを活用すればよりコストを抑えることができるのかわかりづらい場合があるかもしれません。

    ICT補助金、IT導入補助金どちらを活用すればよりコストを抑えることができるのか、補助額の上限はいくらになるのかなど、ご不明点があればKIDSNAコネクトにお気軽にお問合せください。

    導入をご検討のお客様は下記よりお問い合わせ下さい