コラム

日々の保育業務に関するお役立ち情報を配信しています。

保育園や幼稚園のICT化とは。効率化する業務やICTシステム導入のメリット

保育園や幼稚園のICT化とは。効率化する業務やICTシステム導入のメリット
保育のICT化について知りたい方もいるのではないでしょうか。近年業務支援システムの導入などICT化が進んでいる保育園や幼稚園が増えてきています。ICT化によって業務が効率化されるといわれていますが、どのように業務改善が実現するのかご紹介します。

目次

    保育のICT化とは

    保育のICT化とは、保育園や幼稚園の業務をICTを使って効率化することをいいます。ICTとはコンピューター関連の技術を活用して情報や知識を共有する方法のことをいいます。

    業務支援システムなどのICTシステムを導入することで、これまで時間がかかっていた業務を効率化し、保育の質の向上や保育士の人材不足を解消する狙いがあります。

    政府による待機児童解消のための施策が打たれている反面、保育士が不足している事態への対策の一つとして期待されています。

    保育のICT化によって効率化される業務

    保育園にICTが普及されることによってどのような業務が効率化されるのかご紹介します。

    書類の作成

    業務支援システムを導入することで、日誌や連絡帳の記入、検温、食事チェックなどこれまで紙で作成していた書類をタブレットやPCで作成することができます。

    経済産業省の資料によると、月間指導計画の場合、ICT化する前は90分かかっていた作成時間が、タブレットを用いたシステムやシフト管理の業務支援システムを導入したところ、30分にまで抑えることができたというデータもあります。

    時間がかかっている業務を効率化できれば、保育士の負担も減るのではないでしょうか。

    出典:保育現場のICT化・⾃治体⼿続等標準化等 について (事務局説明資料)/経済産業省

    保護者との連携

    maroke/shutterstock.com

    ICTシステムを活用することで、保護者との連携も効率化することができるかもしれません。子どもの登降園の記録をデータ化したり、当日のお休みも電話ではなくタブレット上で受け取ることができるようになるでしょう。

    これまで紙で作成していたおたよりなども、ICTシステムを活用することで、タブレットなどでスムーズに共有することができるかもしれません。

    また、ICTシステムには、写真の共有機能も装備されている場合があります。タブレットなどに写真を取り込むことで、保護者が手間なく子どもの写真を共有することができるでしょう。

    保護者との連携がよりスムーズになれば保護者とのコミュニケーションも密になり、満足度も向上するのではないでしょうか。職員の勤怠管理や延長保育の料金計算などの労務管理もICTシステムによって効率化されると期待されています。

    労務管理

    保育園や幼稚園などの施設運営側は、労務管理など膨大で煩雑な作業に追われることを悩みと感じることがあるでしょう。

    業務支援システムを導入することによって、職員の勤怠がデータ化されたり、保育料の管理が自動で作成されれば、運営に携わる職員の負担を軽減することができるかもしれません。

    保育のICT化によるメリット

    保育に業務支援システムを導入することで、これまで時間がかかっていた業務が効率化されるといわれています。では、保育のICT化が進むと具体的にどのようなメリットがあるのか、経済産業省の資料を参考に解説していきます。

    保育の質の向上

    業務が効率化されることで、保育士が慌ただしい業務から解放され、子どもたちに向き合う時間が増えることが期待されています。
    その結果、子ども一人ひとりにより濃密に関わることができ、保育の質が向上するかもしれません。

    また、ICT化することで保育環境の記録がデータとして残る点も保育士の質の向上に役立つといわれています。

    数値を用いて客観的に保育の質を検証することも可能となるため、よりよい保育のための創意工夫の手助けになるのではないでしょうか。

    保育士の人材不足対策になる

    ICT化することで、保育士の業務負担が減るといわれています。経済産業省によると、保育士の退職意向理由は、「給与が低い」「仕事量が多い」「労働時間が長い」と労働環境に関する要因が上位となっています。

    業務支援システムを導入し業務改善することができれば、労働環境の改善が見込まれ、その結果保育士の人材不足対策になると期待されています。

    出典:保育現場の ICT 化・自治体手続等標準化検討会 報告書/経済産業省

    子どもの成長をデータ化することができる

    ICTシステムの導入が進むと、子どもの成長に関するデータを蓄積し、履歴化することができるとされています。

    その結果、園での子どもの成長に関する情報や学習記録を小学校、中学校、高校と共有していくことで、効果的な学習方法を見出すことができるかもしれません。

    また、蓄積されたデータを活用した新しい教育ツール、業務効率化のツールの開発にもつなげることが可能になると考えられています。

    保育園のICT化の今後

    ucchie79/shutterstock.com

    保育所や幼稚園では、厚生労働省、文部科学省、経済産業省による予算措置の活用等により、ICTシステム等の導入が徐々に進んできています。

    今後も業務支援システムを導入する保育園は増えていくと思われ、現場の保育の負担は減っていくと考えられています。

    しかし、ICT化を進める上で課題もあるようです。

    ICTに対する抵抗感により、業務支援システムの導入が進まない園や、導入したあともITリテラシーの不足によってシステムを使いこなせず、結果的に業務を効率化することができていない園もあるようです。

    一部のICTに詳しい保育士に業務が集中してしまうことも懸念されています。

    ICT化で保育の現場が変わる

    経済産業省の資料をもとに保育のICT化についてご紹介してきました。保育の現場に業務支援システムなどICTが導入されることで、保育士の業務改善が期待されています。

    その結果、保育の質が向上するだけでなく負担改善による保育士不足の解消にもつながると予想されており、保育園や幼稚園ではICTの導入が進んできています。

    一方で、ITリテラシーの欠如やICTシステムへの抵抗感が保育のICT化の課題です。

    ITリテラシーの高い保育士がいなければ業務支援システムを使いこなすことができない現場もあり、ICT化による業務改善の実現が難しい場合もあるようです。

    そのため業務支援システムを導入する場合は、アフターサービスが充実しているかどうかなど、導入後もICTを使いこなすことができるサービスの選定が重要となるでしょう。

    保育のICT化をするならKIDSNAコネクト

    KIDSNAコネクトは、導入後も専用のサポートデスクによるお客様対応を行っており、電話やメールでの問い合わせに対応しています。

    KIDSNAコネクトのサポートデスクでは、お問い合わせに対して、利用シーンに応じたより具体的にサポートができるよう、努めています。

    直接足を運んでサポートをする場合もあり、保育のICT化における課題に対応すべくアフターサービスを充実させています。その結果、ICTシステムを導入した後も保育士の負担の軽減や、保育の質の向上を実現しています。

    今後保育園への業務支援システムを導入する場合は、「KIDSNAコネクト」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

    導入をご検討のお客様は下記よりお問い合わせ下さい